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コラム2020年6月30日

【本日のマーケット】6月30日(火)

6月30日(火)のマーケット                                                                   

前日のNY市場の580ドル高と大幅反発を受けて、本日の東京市場は反発でのスタート。上げ幅を広げ一時は453円高まで上昇。中国国家統計局が発表した6月の製造業購買担当者景気指数が50.9と、5月の50.6から上昇し、市場予想の50.4も上回ったことも好感された。日経平均は終盤に上げ幅を縮めたものの、293円高の2万2288円と昨日割り込んだ2万2200円台を回復。

IPO銘柄では、グッドパッチが本日マザーズに新規上場。webのデジタルプロダクトのデザイン支援の会社で、資金吸収額5億円強という軽量案件。カイ気配を切り上げ、本日は結局値付かず。一方、先日に上場して売買が成立しなかったエブレンは公開価格1350円の3.7倍にあたる5000円で初値形成となった。

新興市場では、ジャスダック平均が4日ぶりに反発。小僧寿しやテイツー、CAICAと言った低位株が物色された。食品スーパーのスーパーバリューはストップ高。対して、ソフィアは利食い売りに押され、チエルも反落です。マザーズ指数は小幅ながら4日続落。ビープラッツは反発してストップ高。シェアリングテクノロジーは7日ぶりに反発。一方、サイバーセキュリティクラウドは続落。直近IPO銘柄はフィーチャが反発。コマースOneは下落です。

チャート上では上ヒゲを伴い実体線の短い陰線。ほぼ安値引けで、昨日割り込んだ5日移動平均線(2万2317円)、25日移動平均線(2万2397円)を上回ることは出来なかった。

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「1~3月期」に注目
日本証券新聞7月1日(水)紙面1面記事掲載

決算シーズンへの新視点

7月の声を聞くと、4~6月期決算への関心が急速に高まることになる。ここで「1~3月期増益率」に注目するのがマネックス証券の金山敏之シニア・マーケット・アナリスト。新型コロナウイルス感染拡大の影響は、既に3月から生じており、1~3月期を機に急速な収益悪化に見舞われた企業も少なくない。1~3月の前年比大幅増益は環境悪化への抵抗力を象徴するとの見方だ。

1~3月期に2割以上の営業増益(通期でも2割以上)となったTOPIX500構成3月期決算銘柄は13。実際、このなかにはNEC(6701)富士通(6702)アンリツ(6754)任天堂(7974)ネットワン(7518)イビデン(4062)など、このところ数年来の高値に買われた好業績銘柄が散見される。

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今日の市況概況
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6月30日(火)☆[概況/大引け]

香港国家安全維持法に対する米国の反応が見守られ、大引けにかけて上げ幅縮小

大引けの日経平均は22,288.14円の293.10円高、TOPIXは1,558.77ポイントの9.55ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,093、値下がり銘柄数は991。出来高は12億4,084万株、売買代金は2兆2,425億円。
前日の米国株高と本日、中国国家統計局が発表した6月の購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことが好感され、東証も反発した。

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