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コラム2020年7月7日

【本日のマーケット】7月7日(火)

7月7日(火)のマーケット                                                                   

昨日は、中国の景気回復期待で上海株が5.7%高となり、2年5カ月ぶりの高値を付け、また米国では6月のISM非製造業景況指数が57.1と、前月比11.7ポイント上昇し、市場予想の50.2を上回ったことも好感された。NYダウは459ドル高、ナスダック総合指数は5日続伸となり、3日連続で最高値を更新。昨日大きく上昇を見せた日経平均は利食い売りに押され、4日ぶりに反落。米大統領選でバイデン氏が勝利する可能性が高まったと報じられ、増税路線が警戒されて時間外の米先物が下落したことで日経平均も弱含みの展開。大引けは99円安の2万2614円。

新興市場は共に続伸。ジャスダック平均は小幅に3日続伸。100円ショップのセリアは6月度の売上高の伸びが好感され上昇。スーパーバリューは、業績上方修正が好感されました。対して、イマジニアや出前館は売られました。マザーズ指数も3日続伸。再生誘導医薬のステムリムは5日続伸。名刺管理ソフトのSansanは黒字転換で大幅高。また、TKPはジェフリーズ証券によるレーティングが新規「BUY」となったことから注目を集めました。直近IPO銘柄のロコガイドも上昇。一方で、PSSやアジャイルメディアは下落。

チャート上ではローソク足が上下にヒゲを伴うコマの形状。値幅も狭く昨日までの上昇基調は維持していると見られる。25日移動平均線(2万2489円)も維持。

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ソフバンG、20年ぶり高水準 再び「物色の柱」に
日本証券新聞7月8日(水)紙面1面記事掲載

全体相場“一服は買い”

7日の東京株式市場は利食い売りが先行。日経平均やTOPIXは4日ぶりに反落した。ただ、下げ幅は自律調整の範囲内、との見方がマーケットでは有力。押し目狙いの動きも活発だ。

前日、米供給管理協会が発表した6月・ISM非製造業景況指数は57.1(市場予想は50)と、5月の45.4(4月は41.8)を大幅に上回った。50乗せは3月の52.5以来、3カ月ぶり。これを好感して同日のNYダウが459ドル高を記録し、NASDAQ総合指数は最高値を更新。もう一つ、7日の東京株式市場ではソフトバンクグループ(9984)任天堂(7974)という「物色の柱」が再び立ち上がり始めたことも注目点だ。

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今日の市況概況
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7月7日(火)☆[概況/大引け]

バイデン候補有利でNYダウ先物が下落し、日経平均も反落。ソフトバンクGと任天堂、レーザーテックは高い

大引けの日経平均は22,614.69円の99.75円安、TOPIXは1,571.71ポイントの5.44ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は805、値下がり銘柄数は1,281。出来高は10億9,360万株、売買代金は2兆1,263億円。
米国で民主党のバイデン氏が、11月の大統領選挙で勝利する可能性が高まったと米国の信用評価企業が見ていることが報じられたため、企業や富裕層に対する増税路線が警戒され、時間外取引でNYダウ先物が売られた。

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