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コラム2020年7月13日

【本日のマーケット】7月13日(月)

7月13日(月)のマーケット                                                                   

週末のNY市場の上昇を受けて、本日の東京市場は急反発。新型コロナウイルス治療薬に関する米製薬会社ギリアド・サイエンシズの臨床試験で死亡率低下という結果を好感。また、先週末でETFの分配金手当のための換金売りが一巡したことも好材料となりました。寄付きから大きくギャップアップでのスタートとなり、高値圏でのもみ合い。後場半ばからは一段高となり、大引けの日経平均は493円高の2万2784円と高値引け。ソニーが連日の上昇で8000円台回復となり、2001年以来19年ぶりの高値水準。東証1部では値上がり銘柄2032銘柄、値下がり126銘柄と全面高商状となりました。

新興市場は共に上昇。ジャスダック指数は反発。ブロッコリーが好決算で上昇。アテクトと買取王国はストップ高。テラ、ワークマンも上昇。対して、今期5割減益予想となったIGポートは急落。マザーズ指数は続伸。リボミックとメディネットが大幅高。松屋R&DはTBSの「がっちりマンデー」で紹介され大幅高。一方、識学は赤字決算で大幅安。アンジェスは反落です。

チャート上では陽の坊主。本日の上昇で5日移動平均線(2万2531円)、25日移動平均線(2万2436円)を明確に上抜け。ボリンジャーバンドの+1σ(2万2753円)を6月10日以来の上抜けとなったことで、膠着状態も上方向への”発散“の兆候が出てきました。

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「時価総額10兆円」の系譜
日本証券新聞7月14日(火)紙面1面記事掲載

 キーエンス、中外薬、ソニー

ソニー(6758)が届きそうで届かなかった8,000円を一気に突き抜け、1月14日高値8,113円更新。同時に半年ぶりの時価総額10兆円乗せを果たした。前回の大台突破は高値近辺の1月10日。「2000年9月29日以来」として話題を呼んだが、この時は約半月で陥落を強いられた経緯がある。

ここにきて「時価総額」が話題を呼ぶケースが増えてきた。日本で唯一20兆円を超える断トツ・トヨタ自動車(7203)も世界では6月末33位。7月1日に米テスラに逆転を許して注目を集めたが、同時期に米ネットフリックスにも抜かれている。国内でも、そろそろ「トヨタ1強(他弱)」に終止符を打ち、世界上位を目指す挑戦者の登場が待たれるところ。まずは時価総額10兆円突破が“登竜門”の位置付けとなろうか。

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今日の市況概況
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7月13日(月)☆[概況/大引け]

日経平均は493円高の22,784円と高値引け。米新型コロナ治療薬への期待を背景に全面高となり、鉄鋼や空運、輸送用機器が高い

大引けの日経平均は22,784.74円の493.93円高、TOPIXは1,573.02ポイントの37.82ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は2,032、値下がり銘柄数は126。出来高は12億1,591万株、売買代金は2兆1,386億円。
米ギリアド・サイエンシズの新型コロナ感染症治療薬の「レムデシビル」が死亡率を低下させる可能性を示したことで、先週末の米国株は反発し、週明けの東京株式市場も主力株が買われた。日経平均は高値引け。

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