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コラム2020年7月14日

【本日のマーケット】7月14日(火)

7月14日(火)のマーケット                                                                   

前日のNY市場でナスダック指数の急落を受けて、本日の東京市場は反落。米カリフォルニア州は新型コロナ感染拡大に歯止めがかからないこと受け、レストランの屋内営業を再び禁止。州内58郡のうち、30の郡では教会、ジム、美容院なども閉鎖すると発表したため、経済に対する影響が警戒されました。また、南シナ海の領有権問題に絡み、ポンペオ国務長官が13日に「中国の南シナ海のほぼ全域における海洋権益の主張は、完全に違法」と発言したことも米中関係の緊張の高まりとして嫌気されました。上昇を続けていた東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株が利益確定売りで下落し、大引けの日経平均は197円安の2万2587円。

新興市場も共に反落。ジャスダック指数は反落。出前館が下落。赤字決算を受けてNo.1は急落です。直近IPO銘柄のSpeeeは大幅安。対して、ジェーソンは増益予想に上方修正したことで大幅高。マザーズ指数も反落。BASE、Aiming、ロコガイドが下落。一方、リボミックとステムリム、ライフネット生命が大幅高。東証1部への市場変更を好感してヴィッツは上昇です。

チャート上では上下にヒゲを伴う陰線。5日移動平均線(2万2526円)がサポートとなった格好。膠着状態継続です。

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強いLME銅 住友鉱が戻り高値更新 資源関連株、夏相場の目玉に
日本証券新聞7月15日(水)紙面1面記事掲載

原油にも「需要増」観測

LME(ロンドン金属取引所)の非鉄市況の上昇を追い風に、14日、住友金属鉱山(5713)がザラバで95円高(上昇率2.95%)の3,311円と、7月9日に付けた戻り高値3,273円を更新。2月6日以来、約5カ月ぶりに3,300円台を奪回した。

LME銅先物市況は指標となる3カ月物が現地13日、トン当たり6,571.00ドル(前日比159.00ドル高)を付け、今年に入っての最高値を記録。3月安値の4,630ドルからの上昇率は約42%に達している。

住友鉱ではコロナ禍の影響を見据え、今3月期の業績見通し、ならびにその前提となる金属市況の前提レートを開示していない。ただ、現在のLME銅価格は前3月期実績の5,860ドルはもちろん、前々期(2018年度)の6,341ドルをも上回っている。ニッケル市況高や金相場の高騰も業績にはプラス材料。8月7日に発表予定の1Q(4~6月)決算では、収益へのこうした市況効果が確認されそうだ。

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今日の市況概況
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7月14日(火)☆[概況/大引け]

反落。カリフォルニア州の屋内活動再禁止と南シナ海で米中の緊張が高まることを警戒。大手不動産は続伸

大引けの日経平均は22,587.01円の197.73円安、TOPIXは1,565.15ポイントの7.87ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は814、値下がり銘柄数は1,263。出来高は10億9,642万株、売買代金は1兆9,778億円。
日経平均は反落。
米カリフォルニア州が新型コロナ感染拡大に歯止めがかからないこと受け、レストランの屋内営業を再び禁止したため、経済への悪影響が警戒された。

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