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コラム2020年7月28日

【本日のマーケット】7月28日(火)

7月28日(火)のマーケット                                                                   

前日のNY市場でNYダウは3日ぶりに反発。6月の耐久財受注でコア資本財が前月比3.3%増となり、市場予想の2.3%増を上回ったことが好感されました。また、上院共和党が1兆ドル規模の新型コロナ対策の追加刺激法案の詰めの作業を急いだこともポジティブ材料に。ナスダック指数も3日ぶりに反発。テスラが反発。新型コロナウイルスワクチンの後期臨床試験を開始したとの発表を受けモデルナが上昇。動画配信のネットフリックスも買われました。本日の東京市場は、NY市場の上昇を受け前場には120円超の上昇で2万2842円となる場面も見られました。後場からは日経平均のリバランスを控え、様子見姿勢が強まりました。大引けの日経平均は58円安の2万2657円と3日続落。売買代金は1兆9878億円と2兆円割れ。

新興市場でジャスダック平均は揉み合いで5日ぶりに反落。オンキョー、ケイブ、ストライダーズが上昇。対して、テラは東証の注意喚起を受けストップ安。マザーズ指数は3日続落。AimingやPSSが大幅安。弁護士ドットコムも売られました。一方、バリューデザインやライフネット生命は買われ大幅高。コパコーポレーションは2日連続のストップ高。

チャート上では昨日に続き5日移動平均線(2万2745円)に頭を抑えられ、25日移動平均線(2万2522円)がサポートとなる狭いレンジ内での推移。

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「コロナ克服」先取る動き
日本証券新聞7月29日(水)紙面1面TOP記事掲載

トクヤマ、一時7%高

発表が本格化する上場企業の今3月期第1四半期(1Q=4~6月)に市場関係者の関心が集中している。コロナ禍を乗り越えて、2Q(7~9月)以降の収益回復が見込めるのか、という点が株価の方向性を大きく左右するからだ。28日、マーケットで話題になったのが午前9時に1Q決算を開示したトクヤマ(4043)。連結営業利益はダウンしたものの、株価はザラバで7%高。一気に新局面に踏み込んだ。「コロナ禍克服」への手応えを感じ取ったこうした動きは今後、ほかの実力株にも広がりそうだ。

トクヤマの1Q・連結決算は売上高706.24億円(前年同期比7.6%減)、営業利益66.53億円(同5.3%減)、当期利益52.05億円(同7.1%増)。通期見通しは期初の数値を変えていないが、株価は急騰した。なぜか。

今回の決算では半導体向け多結晶シリコンや電子工業用高純度医薬品など特殊品やセメント事業が健闘。この調子だと、コロナ問題を乗り越えられる、とマーケットはポジティブに受け止めた。

・・・続きは紙面・Digital版で!

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今日の市況概況
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7月28日(火)☆[概況/大引け]

日経平均はリバランスの影響で小幅安。ソフトバンクGと第一三共、富士フイルムは高い

大引けの日経平均は22,657.38円の58.47円安、TOPIXは1,569.12ポイントの7.57ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は557、値下がり銘柄数は1,534。出来高は10億8,836万株、売買代金は1兆9,878億円。
前場の日経平均は小幅高となったが、ソニーフィナンシャルの代わりに採用される日本取引所グループの購入資金手当てのため、他の224銘柄に広く薄く売りが出るという見方から後場は弱含んだ。。

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