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コラム2020年8月4日

【本日のマーケット】8月4日(火)

8月4日(火)のマーケット                                                                   

前日の米国市場でNYダウは続伸。7月のISM製造業景況指数は54.2となり、6月の52.6から上昇し、市場予想の53.6も上回ったことが好感されました。マイクロソフトは、中国のバイトダンス傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業買収に向け協議を進めることで買われました。また、ナスダックは4日続伸で最高値を更新。アップルやマイクロソフト、テスラ、エヌビディア、ズームが上昇。良好な外部環境株を受けて、本日の東京市場も続伸でのスタート。先週末まで6日続落となっていた修正のリバウンドが継続。為替も円高懸念が後退したことが買い安心感につながりました。好決算銘柄を中心に物色が続き、日経平均は高いところでは408円高となる場面も。大引けの日経平均は378円高の2万2573円と大幅続伸。全面高商状で東証33業種全業種が上昇です。

新興市場も続伸となったが上昇率は小幅。ジャスダック平均は続伸。ニッポン高度紙が大幅続伸。安江工務店はオリジナル建材でウイルス不活効果を確認したと発表しストップ高。対して、ワークマンは既存店の伸び率鈍化を受け下落。イマジニアは大幅反落。マザーズ指数も続伸。イグニスが買われ、メディネットは国立がんセンターと共同研究契約が材料視されました。好決算で昨日ストップ高となったJIAは6.5%超の上昇となり1000円台乗せ。一方でPSSとBASEは反落。

チャート上では、リバウンド継続で一気に5日移動平均線(2万2243円)と25日動平均線(2万2486円)を回復。終値でも2万2500円台を奪回となりました。

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19年ぶり8,700円台を奪回 パワフルな展開
日本証券新聞8月5日(水)紙面1面TOP記事掲載

SONYの長期波動 「半値戻し」迫る

株式マーケットが強さを取り戻しつつある。4日の東京株式市場は前日の米国株高やマクロ景気指標の改善、円高懸念の後退などが重なって買い優勢でスタート。日経平均は一時、408円高の2万2,603円と2万2,600円台を奪回し、25日移動平均線も上回ってきた。

前日、急落したNEC(6701)セブン&アイHD(3382)が切り返したほか、収益見通しを上方修正したイビデン(4062)が急騰(別項に関連記事)。相場の「梅雨明け」を感じさせる物色状況だ。とりわけ個別株でパワフルな動きを示しているのがソニー(6758)。株価はもうひと息で、長期波動の大跳躍を可能にするフシ目を越える。

ソニー(6758・週足)

3日発表の米国7月・ISM製造業景況感指数が54.2(6月は52.6)と2019年3月以来の高水準となったほか、中国・7月の財新製造業PMI(購買部協会指数)も52.8(同51.2)にアップ。これが米中の景気回復期待を一層強め、4日の日本株の突き上げ材料となった。

この調子でいけば、今3月期第2四半期(7~9月)以降の収益回復は有望、との見方がマーケットに広がっている。

全体相場のリード役としてマークしたいのはソニーだ。4日、ザラバで8,705円(前日比391円高)と、01年6月以来、19年ぶりの8,700円台を回復した。

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今日の市況概況
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8月4日(火)☆[概況/大引け]

続伸。ソニーとトヨタが高く、セブン&アイと日航が反発。キッコーマンは減益決算だったがアナリスト予想を上回りストップ高

大引けの日経平均は22,573.66円の378.28円高、TOPIXは1,555.26ポイントの32.62ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,807、値下がり銘柄数は316。出来高は14億341万株、売買代金は2兆5,086億円。
先週末までの6日続落に対する修正が続き、日経平均は続伸となった。

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