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コラム2020年8月13日

【本日のマーケット】8月13日(木)

8月13日(木)のマーケット                                                                   

前日の米国市場はハイテク株中心に買われ、S&P500は2月に付けた最高値(3,386.15)が目前。NYダウは反発し、ナスダック指数は4日ぶりに2%超の大幅反発。アップルが買われ、マイクロソフトは折り畳み式で2画面のスマートフォン「サーフェスデュオ」を9月10日に発売すると発表したことが好感されました。本日の東京市場はNY市場の上昇を受けて3日続伸でのスタート。上げ幅を拡大し、高値は472円高の2万3316円まで。6月9日の戻り高値を2ヵ月ぶりにブレイクし、6ヵ月ぶりに2万3300円台乗せとなる場面も。大引けの日経平均は405円高の2万3249円。

新興市場も上昇。ジャスダック平均は3日続伸。ワークマン、ハーモニックドライブ、出前館が上昇。アクサスは通期予想を上方修正しストップ高。対して、Speeeやチエルは下落。マザーズ指数は3日ぶりに反発。イグニスが買われ、AIinsideは通期業績予想を大幅上方修正しストップ高。また、ケアネットやくふうカンパニーが好決算で買われ、ロコガイドが急騰です。一方でモダリスや弁護士ドットコム、Sansanは下落です。

チャート上では、6月の戻り高値を抜き、6ヵ月ぶりの株価水準。昨日、ボリンジャーバンドの+1σ(2万2827円)を上抜けましたが、本日の大幅上昇で一気に+2σ(2万3172円)も突破。2か月間レンジ内で調整を続けて来ましたが、明確に上放れの兆候が出てきました。

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日経平均、一時472円高 6月の戻り高値抜く
日本証券新聞8月14日(金)紙面1面TOP記事掲載

上放れ、6カ月ぶり2万3,300円台 過熱感なき新局面入り 「弱気派」動揺 2万4,000円指向

日経平均が13日、ついに上放れた。ナスダック総合指数の大幅反発など前日の米国株高を受けて、一時前日比472円高(上昇率2.06%)の2万3,316円まで上昇。6月9日に付けた取引時間中の戻り高値2万3,185円を2カ月ぶりに突破し、2月21日以来、6カ月ぶりに2万3,300円台に乗せた。大引けは405円高の2万3,249円で、終値ベースでの戻り高値2万3,178円(6月8日)をも更新。株式相場は新局面に踏み込んだ。売り方の買い戻しが再び加速し始めているほか、6月初旬時点とは違ってテクニカル指標には過熱感がうかがわれないのが今回の特徴だ。警戒論者や弱気派を尻目に、2万4,000円を指向することになろう。

日経平均が6月の戻り高値を更新し、株式相場は新局面に入った。米国株強調の立役者となっているアップル株の躍動や半導体指数(SOX指数)の高騰、さらに新型コロナウイルス対策用のワクチン開発期待も買い方を刺激している。劣勢に立った売り方は動揺し始めた。

もっとも、足元の企業業績は国内の1Q(4~6月)決算の結果から分かるように厳しい状態が続いている。このため、マーケットでは今春以降、コロナ禍による深刻な状況を重くみる向きの間から、「実態遊離の値動き」「遠からず反動安は避けられない」との声が上がっている。

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今日の市況概況
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8月13日(木)☆[概況/大引け]

S&P500の最高値接近を受け、日経平均も騰勢を強めたが、23,300円の水準では上値抑制。米国株に倣いハイテク株中心の物色

大引けの日経平均は23,249.61円の405.65円高、TOPIXは1,624.15ポイントの18.62ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,478、値下がり銘柄数は615。出来高は14億1,149万株、売買代金は2兆5,583億円。
ワクチン開発期待を背景に米S&P500指数が史上最高値に肉薄したため、日経平均も騰勢を強めたが、23,300円の水準では上値が抑制された。

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