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コラム2021年4月6日

【本日のマーケット】4月6日(火)

4月6(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場は主要3指数全てが上昇。NYダウとS&P500が最高値を更新。3月のISM非製造業景況感指数が63.7と2月の55.3から上昇し、市場予想の59.0も上回り、過去最高を記録したため、ウォルグリーンやウォルマートなどの消費関連が買われた。NYダウは373ドル高(1.13%高)の33,527ドル。長期金利の上昇一服を受けて、ハイテク株も買われた。ナスダックは3日続伸。テスラやフェイブック、アルファベットが上昇。ナスダック総合指数は前日比225ポイント高(1.67%高)の13,705ポイント。S&P500指数は前日比58ポイント高(1.44%高)の4,077。

本日の東京市場は、前日の米国市場の上昇を受け、3万200円台でのスタート。直近で上昇幅が1000円上昇していたことから、寄付き後は上げ幅を縮小して10時以降は下げ幅を拡大して4日ぶりの反落に。後場からは一段安となり、この日の安値圏での大引けとなった。大引けの日経平均は4日ぶりの大幅反落で、392円安の2万9696円。売買代金は2兆4943億円。TOPIXは29ポイント安の1,954ポイント。

新興市場は共に反落。ジャスダック平均は反落。AFC-HDやシキノハイテックが売られた。一方で、日本ラッドやクラスターテクノロジーは上昇。こども庁関連の幼児活動研究会は高寄り後に売りが先行の展開に。マザーズ指数も反落。ベビーカレンダーが信用規制により急落。直近IPO銘柄のブロードマインドとAppierが軟調。対して、政府の規制改革推進会議がデジタル給与払いのヒアリング実施を材料視してメタップスが急騰。

本日IPOのセルムは、公開価格1,280円に対して17%高の1,502円で初値形成となった。人材開発・組織開発事業を行っており、「人材・組織基盤の強化」および「優れたリーダーの輩出」について、企業を支援している。

チャート上では、大陰線となり陰の丸坊主。3万円の大台をキープ出来ず5日移動平均線(2万9641円)で下げ止まった格好となった。

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注目記事 Pick up
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「3万円」はバブルにあらず
日本証券新聞4月7日(水)紙面1面TOP記事掲載

楽天証券 経済研究所 窪田真之チーフ・ストラテジストに聞く

日経平均は2020年3月安値1万6,358円から今年2月高値3万714円まで、1年足らずで88%の歴史的な上げを記録した。足元では3万円復帰直後の6日が急反落となるなど、バブルを懸念する声もある。「3万円からの投資戦略」について、楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ・ストラテジスト(写真)に話を聞いた。

――最も注目しているセクターは何か。

「国際展開している金融株だ。これまで金利低下を理由に売られてきたが、現在は長短スプレッドを拡大しながら金利が上昇するなどポジティブ。コロナショックに際して懸念されたほど貸し倒れが増えていないほか、株高で保有有価証券の含み益もものすごく増える。具体的には三菱UFJFG(8306)三井住友FG(8316)東京海上HD(8766)オリックス(8591)など。6万円前後の資金で購入できる三菱UFJなど長期投資にもってこいだ」

――金融以外のセクターでお薦めは。

・・・続きは紙面・Digital版で!

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今日の市況概況
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4月6日(火)☆[概況/大引け]

反落。半導体製造装置やメガバンク、自動車が安く、しまむらは下落率上位。一方、マネックスが買われ、キユーピーは好決算で高い

大引けの日経平均は29,696.63円の392.62円安、TOPIXは1,954.34ポイントの29.20ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は248、値下がり銘柄数は1,897。出来高は11億3,587万株、売買代金は2兆4,943億円。
日経平均は朝方に4日間合計で1,000円上昇したため、利益確定の売りが出て反落した。

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