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コラム2021年7月13日

【本日のマーケット】7月13日(火)

7月13(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場で主要3指数は連日で最高値を更新。NYダウは続伸。決算発表前のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースに先回り買いが入った。ヴァージン・ギャラクティックは11日に有人宇宙船の試験飛行に成功したが、いったん材料出尽くしという見方から大幅続落。NYダウは126ドル(0.36%)高の34,996ドル。ナスダックも続伸。テスラとエヌビディアが買われ、アップルとコストコは売られた。ナスダック総合指数は前日比31ポイント(0.21%)高の14,733ポイント。S&P500指数は前日比15ポイント(0.35%)高の4,384。

本日の東京市場は、NY市場の連日の最高値更新を受けて続伸でのスタート。寄り後は確りとした展開となり、283円高の2万8,852円まで上昇し、25日移動平均線を上抜く場面もあった。今晩の米国で発表される消費者物価指数を控え、後場からは様子見姿勢が強まり商いも減少傾向。徐々に上値が重くなり、大引けの日経平均は149円高の2万8,718円。売買代金は2兆1,801億円。TOPIXは14ポイント高の1,967ポイント。

新興市場はまちまちの展開。JASDAQは3日続伸。健康食品やサプリメントなど受託製造のAFC-HDは好決算でストップ高。脱炭素関連のウエストHDが買われ、プライム市場期待のフェローテックが高い。一方で、メディアリンクスやキタック、旭化学は売られた。マザーズ指数は反落。JTOWERやFRONTEO、BASE、JMDCが下落。対して、PアンチエイジとI-neは大和証券が新規に「強気」判断で買われた。ベイシスとステムセル研が高い。

チャート上では、連日のギャップアップとなったが上値が重く、上ヒゲを伴い、寄り引けがほぼ同じトウバ(塔婆)の足。ちょうど25日移動平均線(2万8,778円)が上値抵抗となった格好。一目均衡表の雲抜け(2万8,796円)が目前の位置まで迫って来た。

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注目記事 Pick up
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好決算先取りのタイミング
日本証券新聞7月14日(水)紙面1面TOP記事掲載

4~6月期発表開始(日本・ホギメディ/米国・ゴールドマン)

当面の焦点は「決算発表」。連日で最高値更新を続ける米国市場では14日の金融大手を皮切りに4~6月期の発表が本格的にスタートする。米主要500社の同四半期純利益は「11年半ぶりの伸び率(前年比64.0%増)」との試算値が話題を呼び、金融相場から業績相場への転換が語られている。

東京市場もムードは上々だ。2月期好決算を受けて12日に人気を集めた安川電機(6506)は、2月高値まであと3%足らずに買われる場面があった。HIOKI、北興化学なども総じて続伸歩調。3月期主要企業の第一弾として12日に発表したホギメディカル(3593)も一時4.3%高で3月高値を更新。

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今日の市況概況
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7月13日(火)☆[概況/大引け]

米6月消費者物価を前に伸び悩み。日銀の脱炭素融資優遇観測でレノバが高い。半導体製造装置はGS証券の格下げで下落

大引けの日経平均は149円高の2万8,718円、TOPIXは14ポイント高の1,967ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,642、値下がり銘柄数は468。出来高は9億5,752万株、売買代金は2兆1,801億円。
前日の米国株が連日の最高値更新となったため、日経平均も戻りを試したが、283円高の2万8,852円を高値に伸び悩んだ。
今晩の米国で6月の消費者物価が発表されるため、上値追いが控えられた様子。

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