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コラム2021年8月2日

【本日のマーケット】8月2日(月)

8月2(月)のマーケット                                                                   

前週末の米国株式市場でNYダウは反落。アマゾンの4~6月期の売上高は前年同期比27%増収となり、1~3月期の同44%増収から鈍化。新型コロナウイルス禍で急拡大していたインターネット通販利用が一服しつつあることが要因と見られ、7%を超える下落率となり投資家心理も悪化。NYダウは149ドル(0.42%)安の34,935ドル。ナスダックも反落。アマゾンの連想でイーベイも売られた。ナスダック総合指数は前日比105ポイント(0.71%)安の14,672ポイント。S&P500指数は前日比23ポイント(0.54%)安の4,395。

週明けの東京市場は、先週末の大幅反落から反発でのスタート。東京都の新規感染者数が7月30日に初めて4,000人超と感染拡大が見られたが、月初の株高のアノマリーも期待され反発。先週末の下落分を埋める格好となったが、目新しい材料は無く、200日移動平均線近辺では上値が重く、買戻しがほとんどと見られている。大引けの日経平均は497円高の2万7,781円。売買代金は2兆4,572億円。TOPIXは38ポイント高の1,940ポイント。

新興市場は1部市場に比べ小幅反発。JASDAQでは、ニッポン高度紙は業績上方修正で大幅高。不二硝子はストップ高。対して、テクノホライゾンは第1四半期が赤字拡大でストップ安。アイビー化粧品は大幅安。マザーズでは直近新規公開株のブレインズに買いが入りストップ高。グローバルウェイは6日連続ストップ高。一方で、弁護士ドットコムは決算がアナリスト予想に届かず大幅安。すららネットは第2四半期の失速が嫌気された。

チャート上では陽線となるも、200日移動平均線(2万7,845円)で頭を抑えられる形。ここを上抜けることが出来ないと調整色が色濃くなる。

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注目記事 Pick up
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注目テーマ追跡 「ESG」 GPIF運用も6兆円突破
日本証券新聞8月3日(火)紙面1面TOP記事掲載

要チェック!4指数採用銘柄

最近の市場では、ESG(環境・社会・ガバナンス)の言葉を聞かない日がないほどだ。類似のテーマとして、かつてSRIやCSRがもてはやされた時期もあるなど、実は古くからある概念なのだが、今やESG関連の投資資金は世界で35兆ドル(約3,900兆円)とも試算されるなど市場を席捲しつつあるようだ。EU(欧州連合)が4月にESGの情報開示ルール強化案を発表して以降、急速に進むグローバルなESGルール作りの流れも話題を集めている。

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今日の市況概況
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8月2日(月)☆[概況/大引け]

急反発。商船三井と日本郵船が大幅続伸で売買代金1・2位。鉄鋼やガラス土石など素材産業も高い。電鉄は下落

大引けの日経平均は497円高の2万7,781円、TOPIXは38ポイント高の1,940ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,848、値下がり銘柄数は301。出来高は10億6,252万株、売買代金は2兆4,572億円。
東京都の新規感染者数が7月30日に初めて4,000人を超えたが、週明けの日経平均は急反発を演じた。

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