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コラム2021年9月7日

【本日のマーケット】9月7日(火)

9月7(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場は、レイバー・デーの祝日で休場。

本日の東京市場は、7日続伸のでのスタート。前日のナイトセッションでは日経平均先物が3万円台での推移となっていたことから買いが先行。9時25分には388円高の3万48円と、取引時間中としては4月9日以来約5カ月ぶりの3万円到達となった。新政権への期待と共に、国内の新型コロナウイルス新規感染者数がおよそ1カ月ぶりに1万人を下回り、東京都は1カ月半ぶりに1,000人を下回ったことも安心感を誘った。その後は、昨日までの6連騰で2,000円超の上昇となっていることから、上値は抑えられた。また、日経平均採用銘柄の定期入れ替えで、値がさのキーエンス、村田製作所、任天堂が採用となり、除外は日清紡と東洋製缶、スカパーJSATとの発表があり、リバランスのため9月30日の終値で約4,700億円の換金売りが生じる模様。昨年11月以来の7連騰となり、大引けの日経平均は256円高の2万9,916円。売買代金は連日の3兆円越えとなり、3兆4,335億円。TOPIXは22ポイント高の2,063ポイント。

新興市場はまちまちの展開。JASDAQ平均は3日ぶりに小反落。イメージワンは軟調。フェローテックが反落。一方、Mipoxはダイヤモンドウエハーのエッジ研磨加工サービス開始で買われた。マザーズ指数は続伸。グローバルウェイが大幅続伸となり、ナレッジスイートがストップ高。タスキは業績上方修正で買われた。すららネットが続伸。対して、直近新規公開株のメディア総研やJフロンティアは売られた。HENNGEが反落し、Pアンチエイジは続落

チャート上では、連日でのギャップアップとなり3万円の大台にタッチ。ボリンジャーバンドの+3σ(シグマ)近辺に位置することや、25日移動平均線からの上方乖離が6.9%と過熱感を帯びてきていることから、一旦はスピード調整も。

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日経平均入れ替えに「日経の意図」 時価総額2、16、17位銘柄を一挙採用
日本証券新聞9月8日(水)紙面1面TOP記事掲載

除外銘柄の逆張り勝負も

前夜は米国休場ながら、6日の欧州株高も支えに好地合いをキープ。7日の日経平均は昨年11月以来となる7連騰のもと、3月18日(終値)以来の3万円大台に突っかけてきた。その日経平均だが、話題を集めたのが、新制度のもとで発表された定期入れ替えだ。

3銘柄の定期入れ替えは16年ぶり。特に、従来の「みなし額面」制度下で採用が見送られてきた値がさ3銘柄が一挙採用となったことに特徴がある。本命・任天堂(7974)キーエンス(6861)は大和証券の本線予想だったが、過剰感も指摘された技術セクターから村田製作所(6981)が採用されたことは想定外。村田製は意外感も加わって、一時6.8%高と最も好反応を示した。今回導入された株価調整係数の関係で、需給インパクトが最も大きくなることも背景にある。

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今日の市況概況
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9月7日(火)☆[概況/大引け]

日経平均は256円高の2万9,916円。朝方一時3万円乗せ。日経平均に採用される村田製作所と除外を免れた東邦亜鉛が上昇。NIPPOは株式非公開化観測でストップ高

大引けの日経平均は256円高の2万9,916円、TOPIXは22ポイント高の2,063ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,477、値下がり銘柄数は602。出来高は12億5,738万株、売買代金は3兆4,335億円。
政治刷新への期待と新型コロナウイルスの新規感染者数鈍化が好感され、日経平均は朝方一時3万円に乗せた。

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