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コラム2021年11月2日

【本日のマーケット】11月2日(火)

11月2(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場で主要3指数は連日で最高値を更新。NYダウとS&P500は3日続伸。S&P500構成銘柄でこれまで7~9月期決算を発表した企業の約8割はアナリスト予想を上回っている。フォードやボーイングが上昇し、農機メーカーのディアはストライキ終結期待で買われた。NYダウは94ドル(0.26%)高の35,913ドル。ナスダックは6日続伸。テスラは中国のガンフォンリチウムからリチウム製品の供給を受ける契約を結んだことが好感された。NASDAQ総合指数は前日比97ポイント(0.63%)高の15,595ポイント。S&P500指数は前日比8ポイント(0.18%)高の4,613。

本日の東京市場は、昨日の大幅上昇の反動もあり反落でのスタート。NY市場は3指数共に最高値更新となったが、この日の東京市場には支援材料とはならなかった。ただ、売り込まれる動きも見られず、明日の祝日を前に様子見の展開が続いた。中国製造業PMIが2カ月連続で50割れとなったことで上海株が続落となっていることも影響し、後場の日経平均は若干下げ幅を広げ、14時には189円安の2万9,457円まで下落。大引けの日経平均は126円安の2万9,520円。売買代金は2兆7,777億円。TOPIXは13ポイント安の2,031ポイント。

新興市場は共に続伸。JASDAQでは、ケイブがスマーフォンゲームの「モンスターストライク」を手掛ける、でらゲーと資本提携を発表しストップ高。シリウスVは新世代画像検査ソフトウエアが注目されストップ高。また、居酒屋のかんなん丸はイタリアンのVANSANのフランチャイズ店を出すことでストップ高。一方、テクノホライゾンは3日続落。マザーズではロケット関連のINCが6日連続ストップ高。HENNGEが大幅続伸。対して、グローバルウェイとJMDCは反落。

チャート上では、昨日の陽線の中での値動き。いわゆる「はらみ足」となっており、酒田五法によると陽の陽はらみは「伸力乏しい」とされる。一目均衡表の雲の上限(2万9,530円)近辺まで押し戻された。

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注目記事 Pick up
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「11月に買われる銘柄」は?
日本証券新聞11月4日(木)紙面1面TOP記事掲載

日経平均9連勝中、ニューヨークダウ8連勝中の“株高月”

衆院選サプライズによる大幅高でスタートした11月相場。2日は反落だが、この月は相場との相性が抜群にいい。2012年以降、「11月の日経平均」は9年連続で上昇中だ(2位は9月の5連勝、あとは2連勝止まり)。実はニューヨークダウも11月は8連勝中であり、米国株高→外国人買い→日本株高のパターンも定着してきた様子(過去15年では10勝5敗、近年勝率が高まった)。ちなみに、米国株と最も相性がいいのは4月で、この月のニューヨークダウは実に16連勝中。基本的に右肩上がりを続けてきたとはいえ、やはり季節性の要素は無視できないと言えるのではないか。

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今日の市況概況
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11月2日(火)☆[概況/大引け]

岸田政権の改革策が見守られ反落。三井物産が下落し、TDKとデクセリアルズは高騰

大引けの日経平均は126円安の2万9,520円、TOPIXは13ポイント安の2,031ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は538、値下がり銘柄数は1,585。出来高は11億8,356万株、売買代金は2兆7,777億円。
日経平均は反落。みずほ証券では日経平均が3万円を超えて大きく上昇するためには、岸田政権が外国人投資家に評価されるような改革策を打ち出せるかが鍵となるだろうと指摘している。

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