11月15日（月）のマーケット 
前週末の米国株式市場で主要3指数は上昇。 NYダウは4日ぶりに反発。ジョンソン＆ジョンソンやGEなどが、事業分割を行い経営資源を効率化することで、他のコングロマリット企業にも好影響を及ぼすと期待された。NYダウは179ドル（0.50%）高の36,100ドル。ナスダックは続伸。メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)やネットフリックスが買われ、テスラは売られた。NASDAQ総合指数は前日比156ポイント(1.00％)高の15,860ポイント。S＆P500指数は前日比33ポイント(0.72％)高の4,682。
本日の東京市場は、米国市場の株高を受けて3日続伸でのスタート。東京エレクトロンが通期業績予想の上方修正を好感して買われ、上場来高値を更新。他の半導体関連銘柄にも連想買いが入り、レーザーテックも上場来高値更新となった。日経平均は一時251円高の2万9,861円まで上昇する場面も見られたが、11月4日の取引時間中の高値2万9,880円に近づくと上値が重くなった。大引けの日経平均は166円高の2万9,776円。売買代金は2兆6,394億円。TOPIXは7ポイント高の2,048ポイント。
新興市場も共に続伸。JASDAQ平均は3日続伸。フェローテックやシーズメン、内外テックが買われた。対して、ハーモニックやＭｉｐｏｘ、出前館は安い。マザーズ総合指数は連日で2％の上昇。アスタリスクが人気を継続し、グローバルウェイは急反発しストップ高。グローバルウェイは好決算と株式分割発表でストップ高。中村超硬はセシウム効率除去のナノゼオライト不織布で２日連続ストップ高。一方で、ＦＲＯＮＴＥＯは３日続落。
チャート上では、大きくギャップアップで11月4日の高値2万9,880円に接近。3万円の大台も目前だが、上値の壁は厚く次の材料待ちか。
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注目記事 Pick up
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【鬼も笑うか 22年相場展望】
日本証券新聞11月16日（火）紙面1面TOP記事掲載
野村証券「前半堅調、後半足踏み」 3万円攻防離脱のカギを握るのは…
日経平均(週足)
「日経平均3万円」に再び急接近中。立会中の一時到達も含めて、直近の3万円乗せは9月28日のことだった。その後いったん急落を挟んで11月に入ってからは、4日に「あと119.19円」、5日に「あと159.27円」、そして15日に「あと138.12円」へと迫りながら、もうひとつ伸び切れず日足陰線で終わる展開が続いている。
実際のところ、日経平均は2、3、4、9月に3万円台を付けているが、大台で引けた日は計20日と意外に少ない。3万円前後が上値のカベに作用してきた経緯が伺われ、快進撃を続ける米国株と比較して歯がゆいばかりの展開となっている。
今年も残すところ1カ月半(32営業日)となり、証券各社からは日経平均などの年末着地点、あるいは、既に来2022年の相場を展望するレポートも登場している。
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今日の市況概況
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11月15日（月）☆[概況/大引け]
3日続伸、レーザーテックや三井住友が買われ、サービスと自動車が高い。保険、海運、空運、鉄鋼は下落
大引けの日経平均は166円高の2万9,776円、TOPIXは7ポイント高の2,048ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,054、値下がり銘柄数は1,029。出来高は11億6,341万株、売買代金は2兆6,394億円。
日経平均は3日続伸。東京エレクトロンの通期業績予想の上方修正で、レーザーテックにも連想買いが入り、共に上場来高値を更新した。
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