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コラム2022年9月20日

【本日のマーケット】9月20日(火)

9月20(火)のマーケット                                                                   

9月19日の米国株式市場は3日ぶりに反発。バイデン大統領が18日に、新型コロナウイルス感染症に関し「パンデミック(世界的流行)は終わった」と述べたことや、中国四川省の省都、成都市が19日からロックダウンを解除したことが好感された。フェデックスが小幅反発し、バークシャーやスノーフレークが高い。NYダウは前日比197ドル(0.64%)高の31,019ドル。ナスダックではテスラやアップル、エヌビディアが買われた。NASDAQ総合指数は前日比86ポイント(0.76%)高の11,535。S&P500指数は前日比26ポイント(0.69%)高の3,899。

日経平均は米国株反発に追随したがFOMCを控え、買い一巡後は伸び悩んだ。プライム市場では、米国の大幅利上げ継続による円安期待で、トヨタや日本製鉄、大平洋金属、ルネサスが買われた。NTTも物色され、デジタルハーツは大幅高。そのほか、JTやキリンや東洋水産などの食品株が堅調。一方、海運株は続落となり、HISは反落。朝方買われたgumiは戻り売りに押された。Wスコープは韓国子会社の時価総額が想定を下回る見込みでストップ安。コーセルが大幅安。

スタンダード市場では、DIシステムが業績上方修正でストップ高。和弘食品もストップ高。フェローテックが6日ぶりに反発し、給与デジタル払い関連の鈴与シンワが3日ぶりに反発。アピリッツが大幅高。田中化研が続落となり、トミタ電機は3日続落。リードは利食い売りで大幅反落。

グロース市場では、ANYCOLORが好調を継続。HOUSEIは2日連続ストップ高。マーキュリーRIは不動産評価クラウドのタスとの提携を発表し、ストップ高。ビジョナルは続落。Pアンチエイジは反落。パルマは今期大幅減益見通しで株主優待も廃止したためストップ安。

チャート上では、長い上ヒゲと短い下ヒゲを伴う陰線。窓を空けて寄付き、上値を試したが5日移動平均線(2万7,913円)に頭を押さえられた格好。FOMCという大イベントと、連休の谷間で様子見姿勢がうかがえる。

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NT倍率低下と当面の投資戦略
日本証券新聞9月21日(水)紙面1面TOP記事掲載

典型的なTOPIX型はトヨタ&ソニー 低位高利回り銘柄に需給の追い風

20日の日経平均は朝方の339.80円高から急速に伸び悩んだ。日米英スイスなど中央銀行会合ラッシュを前に模様眺め気分の強さを示すが、一方で、最近のNT倍率急低下も関心を集めている。日経平均をTOPIXで割った同倍率、前週12日の14.413倍から週末16日は14.220倍、20日は14.219倍となった。一見小幅な動きのようだが、直近1週間の同倍率低下は「TOPIXが動かないなかでの日経平均380円安」に相当する。

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今日の市況概況
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9月20日(火)☆[概況/大引け]

朝方の買い一巡後はFOMCを控え、伸び悩み。食品株は堅調。Wスコープはストップ安

大引けの日経平均は120円高の2万7,688円、TOPIXは8ポイント高の1,947ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,293、下落率上位は478。出来高は10億3,441万株、売買代金は2兆5,566億円。
バイデン米大統領が18日に、新型コロナウイルス感染症に関し「パンデミック(世界的流行)は終わった」と述べたことを受けて、19日の米国株は反発し、20日の日経平均も追随した。

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