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コラム2023年2月21日

【本日のマーケット】2月21日(火)

2月21(火)のマーケット                                                                   

2月20日の米国株式市場はプレジデントデーの祝日で休場。

日経平均は小反落。メガバンクが反落し、メルカリやOLCが安い。ツバキナカシマは前期が赤字決算で「継続企業の前提に関する事項の注記」が付いたため急落した。オランダ軍情報保安局がロシアは北海のエネルギーインフラ破壊を画策していると報告したため、石油などのエネルギー関連株が買われた。ホシデンは旧村上ファンド系による株式保有が判明で大幅高。三菱製紙や日本製紙は低PBR銘柄で続伸。外資規制緩和期待で放送局が再び上昇。

スタンダード市場では、Eインフィニティが11日続伸。ウインテストは中国の大手半導体組立・テスト受託会社とLCDドライバー検査装置の量産工程ラインへの貸出導入で合意し大幅高。アルテックが高い。アンビスはプライム市場への昇格が決まったが株式売り出しを実施するため急落。

グロース市場では、セキュアが反落し、HENNGEは3日続落。JTOWERやエネチェンジが売られた。一方、EDPは大幅続伸となり、クリングルファーマとスマートドライブが急騰。QDレーザはソニーと網膜投影機器の販売で協業契約を結んだことで一時ストップ高。

チャート上では、上下にヒゲを伴い実体線の短い陰線。上値は5日移動平均線(2万7,543円)で抑えられ、下値は25日移動平均線(2万7,364円)で支えられた。材料待ちで、レンジ内の狭い値動きに終始となった。

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中計で発掘する成長株、穴株、変貌期待株
日本証券新聞2月22日(水)紙面1面TOP記事掲載

高成長でI-ne、ミナトHDなど、危機感がバネの水道機工

決算発表シーズンが終了した。業績とともに中期経営計画を発表した企業の中から、成長や変貌などが期待できる有望銘柄を探したい。今回の中計では今後の成長戦略と売上高、利益などの具体的な数値目標などのほか、ROE(自己資本利益率)などの水準を示す企業も増えてきた印象だ。その背景には企業を見る投資家の目が厳しくなっていることが挙げられる。東証が今年に入り、2022年4月から始まった新市場の上場維持基準を満たしていない企業に適用している経過措置を25年3月で終了する方針を公表したほか、PBR1倍割れ問題にも取り組む。企業は投資家から預かった資金を生かした経営ができているか、資本の効率化にどのように取り組むのかを含め、将来計画を明確に示す必要性が高まっている。

個別に見ていこう。意欲的な成長を目指す企業ではメモリー製品、デバイスプログラマーなどを扱うミナトHD(6862・S)に注目。同社は27年3月期に売上高480億円(22年3月期比で95.2%増)、営業利益25億円(同3.2倍)を計画する。連結営業利益20億円を継続的に計上できる経営基盤づくりを目指し、既存分野の強化の他、M&Aやベンチャー投資による事業の拡大を目指している。ITインフラのボードルア(4413・G)は26年2月期に売上高112億円、営業利益20億円を目指す。売り上げ、営業利益ともに年率30%の成長を目標とし、M&Aも活用して業績を伸ばす。高い成長性が期待されるワイヤレス、ロードバランサー、ネットワーク仮想化、クラウドなどの先端技術分野へ注力する。

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今日の市況概況
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2月21日(火)☆[概況/大引け]

小反落。メガバンクが反落。ロシアが北海のエネルギーインフラ破壊画策で石油関連が高い。低PBR物色は製紙と放送局に

大引けの日経平均は58円安の2万7,473円、TOPIXは2ポイント安の1,997ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は999、下落銘柄数は756。出来高は10億663万株、売買代金は2兆2,796億円。
日経平均は小反落。前日に買われたメガバンクが反落し、レーザーテックやメルカリやオリエンタルランドが安い。

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