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コラム2024年1月16日

【本日のマーケット】1月16日(火)

1月16(火)のマーケット                                                                   

1月15日の米国株式市場はキング牧師生誕記念日の祝日で休場。

日経平均は7日ぶりに反落。前日の一時3万6000円タッチと東証が経営改革策開示企業を公表したためイベント通過も利益確保の売りを誘った。任天堂はマッコーリーが株価上昇を考慮して投資判断を下げた。良品計画が続落。寿スピリッツは10~12月期の売上概算が物足りないと受け止められた。フーシ派が紅海で米国の貨物船を弾道ミサイルで攻撃したため、海上運賃が一段と上昇するという見方から海運は高い。さくらインターネットは大幅高継続。

スタンダード市場では、出前館が第1四半期が赤字決算でストップ安。ユニバーサルやAIメカテック、YU-WAが売られた。住石HDは5日続伸。アンケート調査などを行うリサーチ会社アスマークは今期初配当を行う計画でストップ高。パチンコホール向けのJALCOは業績上方修正。

グロース市場では、サスメドが不眠障害用アプリが医学的な有用性が十分に示されていないため診療報酬改定では対応を行わない技術に分類され大幅安。ベースフードは赤字幅拡大予想でストップ安。売れるネット広告はD2C業界特化型M&A仲介子会社設立で急反発した。

チャート上では、寄付き後が高値の陰線。7日ぶりの反落となったが、ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(3万5497円)上に位置している。

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大手不動産 3つの視点でマーク
日本証券新聞1月17日(水)紙面1面TOP記事掲載

インフレヘッジ、市況回復、ガバナンス改善

住友不動産(8830・週足)

16日の東京株式市場では日経平均株価が7日ぶりに反落。4日終値から15日まで率にして7.8%、値幅では2,613円の上昇を見せていた。急ピッチの上げが続いただけに、相応の調整が必要になるとみられるが、基本的には昨年からの強気シナリオに変わりはなく、有望銘柄、有望セクターの押し目は積極的に狙って行きたい。

そして今回注目するのは不動産セクターだ。注目の理由は主に3つある。1つ目は、日本経済がデフレを脱却し、今後緩やかなインフレに向かうならば、現金資産は目減りすることになり、インフレヘッジの手段として不動産への注目度が高まること。2つ目は、昨年から続く不動産市況の回復だ。コロナ後のリオープニングで商業施設やホテルの回復が続くこと、都心を中心にオフィス需要の回復が続く。3つ目は市場全般に共通するものだが、株主還元策の強化や資本効率の向上などガバナンスの強化が見込まれることだ。

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今日の市況概況
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1月16日(火)☆[概況/大引け]

東証の開示イベント通過で反落。海運とさくらインターネットには買いが継続

大引けの日経平均は282円安の3万5,619円、TOPIXは20ポイント安の2,503ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は246、下落銘柄数は1,381。出来高は15億3,332万株、売買代金は3兆9,416億円。
日経平均は7日ぶりに反落した。前日の一時3万6,000円タッチと東証が経営改革策開示企業を公表したためイベント通過も利益確保の売りを誘った。

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