6月23日(火)のマーケット
6月22日のNYダウは続伸、ナスダックは反落。米国とイランが60日以内の最終合意に向けたロードマップについて合意したことが好感されたが、ハイテク株は売られたため、ナスダックは反落した。スペースXは社債発行計画が報じられ3日続落。グーグル持株会社のアルファベットは、AIの研究者がアンソロピックに移籍したため売られた。キャタピラーやコーニングは上昇。NYダウは前日比148ドル(0.29%)高の51,712ドル。NASDAQ総合指数は前日比351ポイント(1.32%)高の26,166、S&P500指数は前日比27ポイント(0.37%)安の7,472。
日経平均は9日ぶりに大幅反落。イランの国会議長がホルムズ海峡は戦前の状態に戻ることはないと発言したことや、AIへの過熱警戒も影響した。24日の米マイクロン・テクノロジーの決算発表を前に様子見姿勢となり韓国株の下落率も大きい。東証ではキオクシアHDや古河電工、JX金属が売られた。ただ、フジクラは野村証券が目標株価を引き上げ3日続伸。エア・ウォーターはオアシスが大量保有判明で高い。岩谷産業は米国に新会社で上昇。
スタンダード市場では、精工技研やフェローテック、AIメカテックが反落。トライアイズはフィジカルAIのコーピーと提携発表しストップ高。菊池製作所はフィジカルAI関連で大幅続伸。メディアリンクスは「放送TS+PTPの長距離伝送(大阪-東京間)」に成功し買われた。
グロース市場では、アストロスケールやテラドローンが大幅安。AI関連のKudanも安い。トランプ大統領が量子コンピューターへの取り組みを加速させる大統領令2本に署名したため、HPCシステムズが買われた。BuySellはSBI証券が目標株価を引き上げた。
日足チャート上では、大陰線を示現。9日ぶりの急反落となり、サポートとなっていた5日移動平均線(7万869円)を下抜けて、ボリンジャーバンドのプラス1シグマ(6万9574円)近辺まで下げ幅を拡大した。前日までの8日間で8174円の上昇幅、上昇率は12.7%と急騰を見せていただけに調整の範囲内と言えるところか。前日まで25日移動平均線からの上方かい離率が9.31%となっていたが、本日の調整で4.85%まで縮小となった。
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注目記事 Pick up
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【「9日ぶり反落」のその先は!?】
日本証券新聞6月24日(水)紙面1面記事掲載
参考になる昨年5月(7連騰)後の展開
“4年3カ月ぶりの9連騰”ならず…。
23日の日経平均は9日ぶりの急反落に転じた。「24日の米マイクロン決算を控えた手控え」式の相場解説も聞かれたが、8連騰の間に12.7%高して25日線からのカイ離率が9.3%に達していたことを踏まえれば、この先、上がるにせよ下がるにせよ、いったん大きく売られるのは定石通りと言っていい。
「9日ぶり反落」はキオクシアHDも同じ。この株と日経平均で直近12日間の騰落の方向が全て一致していることも、足元の相場がAI関連で動いてきたことを象徴している。キオクシアと言えば、19日で昨年末から10倍高を達成(22日最高値で10.8倍高)。アナリストの目標株価で見ても、1月7日に岩井コスモ証券が1万6,200円から2万2,000円に上げたところから始まり、前週末19日付でJPモルガン証券が15万5,000円目標を打ち出してきた。これも「ほぼ10倍」とすれば、ひとまず区切りの水準に達したと言えないこともない。
それでは今後はどうなるのか。
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今日の市況概況
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6月23日(火)☆[概況/大引け]
2565円安の6万9788円。8連騰分を3割吐き出した

大引けの日経平均は2,565円安の6万9,788円、TOPIXは104ポイント安の3,990ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は367、下落銘柄数は1,154。出来高は25億4,137万株、売買代金は13兆7,350億円。
日経平均は9日ぶりに反落。前日までの8日続伸の合計の上げ幅の8,174円に対して、3割ほどの調整となった。
イランの国会議長がホルムズ海峡は戦前の状態に戻ることはないと発言したことや、AIへの過熱警戒も影響した。
24日の米マイクロン・テクノロジーの決算発表を前に様子見姿勢となり韓国株の下落率も大きい。
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