6月29日(月)のマーケット
6月26日のNYダウは小反落、ナスダックは5日続落。オープンAIの上場延期検討報道を受けて、マイクロン・テクノロジーやサンディスクやウエスタンデジタル、ラムリサーチなどが売られた。燃料電池のブルームエナジーもデータセンター関連ということで利益確保の売りが出て大幅安となった。パワー半導体のオン・セミコンダクターはフィジカルAIを開拓するためにシナプティクスを買収するが、株式交換で実施されるため、株式需給悪化が警戒され大幅安となった。シナプティクスも下落した。一方、株価が調整していたマイクロソフトやセールスフォースにはリバウンド狙いの買いが入った。ロケットラボUSAはNASAが2つの打ち上げで選定したため買われた。NYダウは前日比44ドル(0.09%)安の51,876ドル。NASDAQ総合指数は前日比60ポイント(0.24%)安の25,297、S&P500指数は前日比3ポイント(0.05%)安の7,354。
日経平均は一瞬6万8000円割れとなったが、終盤は小幅高。韓国の大統領が半導体とAI向けの大規模投資プロジェクトを発表し韓国株が上昇したことが寄与した。ただ、東証ではキオクシアHDやSBG、フジクラが安い。政府の「骨太の方針」に「適切な金融政策運営」が盛り込まれるため、日銀への利上げ牽制で銀行株が下落。AI半導体関連の代わりにSaaS関連が買われ、SansanやSHIFTが高い。丸一鋼管は大和証券が格上げ。
スタンダード市場では、フェローテックや日本電子材料、精工技研が安い。マーケットエンターはストップ安。伊勢化学と岡本硝子は続伸。ソフトバンクロボティクス関連のRSCは反落。太洋物産は「ナポリの窯」運営会社の買収などを諮る30日の臨時株主総会を前に上昇。
グロース市場では、シェアリングテクノロジーがストップ高。GNIやオンコリスバイオ、サンバイオが買われた。EDPは28日のテレビ朝日の「グッド!モーニング」で人工ダイヤモンドが紹介されたことで上昇。データセクションは反落。サクシードは8日ぶりに反落。
日足チャート上では、長い下ヒゲを伴う実体線の短い陰線。下値は25日移動平均線(6万7777円)近辺で下げ止まり、安値からは1500円近い戻しを見せた。押し目買い意欲の強さから底堅さを感じさせるが、パラボリックが陰転を示現しており、目先の調整含みの展開も想定されるところ。
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注目記事 Pick up
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【国策「IP360」、本格始動】
日本証券新聞6月30日(火)紙面1面記事掲載
ゲーム・エンタメ関連に見直し機運
29日の東京市場は、前週末の米国市場の流れを引き継ぎAI・半導体関連銘柄の一角が下落。日経平均株価が一時6万7,000円台に下落するなど、軟調な相場展開となった。物色の矛先はハイテク株から内需株にシフトしつつあり、同日は任天堂(7974・P)、バンダイナムコHD(7832・P)が大幅高となるなど、特に出遅れが際立っていたゲーム・エンタメ関連が全般堅調だった。
こうした中、日本発コンテンツ(IP=知的財産)の海外展開を支援する、経済産業省の「IP360(コンテンツ産業成長投資支援事業)」の採択結果の公表が始まった。2033年までに日本発コンテンツの海外売り上げ20兆円とする国家目標に向けて、予算350億円超の大規模支援策がいよいよ始動する。
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今日の市況概況
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6月29日(月)☆[概況/大引け]
韓国大統領の大規模投資プロジェクトを発表を受け、上昇

大引けの日経平均は107円高の6万9,468円、TOPIXは18ポイント高の3,982ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,097、下落銘柄数は427。出来高は26億9,456万株、売買代金は11兆8,255億円。
日経平均は朝方一瞬6万8,000円割れとなったが、終盤は小幅高となった。
韓国の大統領が、半導体と人工知能(AI)向けの大規模投資プロジェクトを発表し、数年間で数千億ドル規模の投資を行うことを表明したことが寄与した。
東証ではキオクシアHDやソフトバンクグループ、フジクラは安いが、東京エレクトロンやディスコ、レゾナックは買われた。
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