7月14日(火)のマーケット
7月13日の米国株は反落。トランプ大統領はイランに対する海上封鎖を再び実施することや、ホルムズ海峡で安全を提供する対価として、輸送される貨物の「20%」を米国が受け取ると主張した。原油高を受け米国金利も上昇。FRBのウォラー理事は、14日に発表される6月の消費者物価指数のうち食料品とエネルギーを除いたコア指数が予想を上回れば、「近いうちに金融引き締めを検討する必要がある」と発言した。FOMC(連邦公開市場委員会)は7月28日~29日に開催。上場2日目のSKハイニックスの米国預託証券(ADR)は一時151.30ドルまで売られ、公募価格149ドルに接近した。終値は152.35ドル(15.66ドル安)。マイクロン・テクノロジーやサンディスクに売りが波及した。NYダウは前日比138ドル(0.26%)安の52,498ドル。NASDAQ総合指数は前日比408ポイント(1.55%)安の25,873、S&P500指数は前日比60ポイント(0.79%)安の7,515。
トランプ大統領がホルムズ海峡の通航料を20%で主張。イランの通航料の1%台相当に比べ法外なため日経平均は売られた。ソフトバンクGの孫会長兼社長が2040年の世界のAIインフラ投資は年5兆ドル(約800兆円)になるとの見方を示し、ソフトバンクGやキオクシアHD、アドバンテストが買われ、日経平均も反発した。Sansanは決算を好感。フジクラはインドの競合が特許訴訟で勝利宣言したことで売られた。安川電機は続落。
スタンダード市場では、守谷輸送機がデータセンター建設時にサーバーラックや大型UPSの機器搬入のための大型エレベーターの設置で恩恵期待から物色された。アピリッツは子会社が生成AI人材の育成支援サービスでストップ高。シリコンスタジオは赤字予想でストップ安。
グロース市場では、ワンダープラネットがサンリオと新作ゲーム開発で合意しストップ高。AIソリューションのJDSCが大幅高。エクサウィザーズもAI関連で高い。オキサイドは第1四半期に黒字転換したが前第4四半期比では減益のため売られた。テラドローンが反落。
日足チャート上では、下ヒゲを伴う陽線。上値は5日移動平均線(6万7621円)に抑え込まれたが、下値はボリンジャーバンドのマイナス1シグマ(6万6869円)で踏み止まった。チャート形状も煮詰まった格好となってきた。上下どちらかに放れるのか、注目が集まるところ。
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注目記事 Pick up
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【円安メリット&“1Q増額”習性に着目】
日本証券新聞7月15日(水)紙面1面記事掲載
間もなく本番 決算発表シーズンの焦点
内外で決算発表シーズンの幕開けを迎える。当面、半導体関連で関心を集めるのは15日のオランダASMLと16日の台湾TSMC。米国企業では14日のJPモルガン、シティグループ、ゴールドマン・サックスの金融株を皮切りに4~6月期発表が本格化してくる。少し遅れてスタートするのが東京市場。東証開示の発表スケジュールを見ると、今週7社、来週31社、7月最終週が517社で、8月第1週1,311社、第2週973社と、社数ベースではまだ“全くの序盤”の位置づけのようだが、ハイテク系など主要企業ほど早めに発表する傾向にある。
3連休が明ければ、22日オービック、23日ディスコ、24日信越化学など注目企業の発表が相次ぎ、月末近くには29日アドテスト、30日東エレクなど焦点となる企業がひしめく。「日経平均ベースの1株利益」が大きく動くのもこの時期の特徴であり、ほどなく息の付けない展開に入っていくことになりそうだ。
・・・続きは紙面・Digital版で
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今日の市況概況
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7月14日(火)☆[概況/大引け]
ホルムズ海峡通航料で売られたが、孫会長のAIインフラ投資予測で買われた

大引けの日経平均は500円高の6万7,743円、TOPIXは31ポイント高の4,038ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,186、下落銘柄数は327。出来高は24億22万株、売買代金は10兆7,628億円。
トランプ大統領がホルムズ海峡を守ることへの報酬をもらうつもりだと述べ、貨物の価値の20%の払い戻しを要求した。
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