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IPO2024年1月29日

新規上場紹介 VRAIN Solution(ヴレイン ソリューション) 2月22日 グロース AIでハード、ソフト両面のDX支援

VRAIN Solution(135A)が2月22日、グロースに新規上場する。

2020年3月にAI技術を用いて製造業の自動化を支援するために創業。AI技術と業界に特化した知見で、現場のあらゆる課題を解決するべくAIシステムの販売とDX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティングを手掛けている。

国内のDX市場は30年度に6兆5,195億円、うち製造業は8,130億円になると予測されている。経営陣をはじめ製造業、製造工程における多数の知見を有しており、現場に合わせたハードとソフトの組み合わせを提供する。両方を提供している企業は国内で多くなく、優位性につながるとしている。

AIシステムは売上高の8割弱を占める主力事業。自社開発の「Phoenix Vision/Eye」を販売。従来、検査員の目で行われた不良品の判定を、AI技術を活用して外観検査するシステムで、省力化、自動化を可能とする。さらに、顧客に対してより高い検査ができるようカメラやセンサーなどの映像機器も組み合わせて提案、提供している。

DXコンサルは伴走・実装型のソリューション支援を行い、課題設定、評価、検証、システム開発、運用までワンストップで解決する。

まだ導入期の顧客が多く、今後、複数プロダクト、複数工場へ導入する拡大期の到来を見込んでいる。また、製造業界でのシェアは0.1%に過ぎず、今後、取引拡大の余地は大きいと見込んでいる。

24年2月期の業績は売上高14億1,000万円(前期比2.2倍)、営業利益4億9,700万円(同7.7倍)を見込んでいる。(HS)

概要

●事業内容=製造業向けAIソリューションの提供
●本社=東京都中央区晴海1-8-11
●代表者=南塲勇佑代表取締役社長
●設立=2020年3月
●上場前資本金=990万円
●発行済み株式数=1,011万株(上場時)
●筆頭株主=合同会社Y&N(上場前39.22%)
●公募株式数=21万株
●売出株式数=89万7,900株(ほかにオーバーアロットメントで16万6,100株)
●仮条件=2月5日に決定
●ブックビル期間=2月6日から13日まで
●引受証券=SMBC日興(主幹事)、野村、大和、三菱UFJモルガン・スタンレー、マネックス、松井、楽天、東海東京、岩井コスモ

業績推移(単独)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2022.2 344 14 1.13
2023.2 617 63 5.04
2024.2(予) 1,410 493 33.32
※単位100万円、1株利益は円

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