4月22日の米国株式市場でNYダウは3日続伸、ナスダックとS＆P500も7日ぶりに反発した。
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部ラファを21日深夜から22日朝にかけて空爆した。
イランへの攻撃はいったん終了という見方で、核施設への攻撃リスクの後退が不安感を和らげ、米国株に買いが入った。

エヌビディアが反発したことも好感された。
ゴールドマン・サックスでは、ヘッジファンドは世界的な株買いを再開しつつあり、全般的な市場のボラティリティーにも動じず、約2カ月ぶりの速いペースでテクノロジー株を買い進めていると分析したと報じられた。

その他、ゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカなどの金融株も高い。

NYダウ工業平均は前日比253ドル(0.67％)高の38,239ドル。ナスダック総合指数は前日比169ポイント(1.11％)高の15,451。S＆P500指数は前日比43ポイント(0.87％)高の5,010。

NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、P＆Gなどが買われ、ベライゾンやユナイテッドヘルス、ディズニーなどが売られた。上昇は25銘柄、下落は5銘柄。