8月29日の米国株式市場は続落。
NYダウとS&P500は朝方の売り一巡後に押し目買いが入り、中盤に小幅高となった場面もあったが、戻り売りに押された。
FRBが景気を犠牲にしてもインフレを抑制することを重視している様子なため、3Mやダウケミカルなどの景気敏感株が売られ、長期金利の上昇を受けて、高PER銘柄のスノーフレークなどのハイテク株も売られた。
ナスダックも中盤に下げ幅を縮めたが、プラスになることはなく、取引終了にかけて再び下向きとなった。
エヌビディアやAMD、アプライドマテリアルズ、マーベル・テクノロジーなどの半導体関連株が売られた。
NYダウ工業平均は前日比184ドル(0.57%)安の32,098ドル。ナスダック総合指数は前日比124ポイント(1.02%)安の12,017。S&P500指数は前日比27ポイント(0.67%)安の4,030。
NYダウ採用銘柄はセールスフォース、3M、メルクなどが売られ、シェブロンやボーイング、ベライゾンは反発した。上昇は5銘柄、下落は25銘柄。