8月30日の米国株式市場は3日続落。
NY連銀のウィリアムズ総裁は、高インフレに対処するため、来年に利下げが実施される可能性は低いという認識を示した。
ドイツの8月の消費者物価指数は前年同月比8.8%上昇となり、7月の8.5%上昇から伸び率が加速したため、9月8日のECB理事会は大幅利上げと想定され、欧米の金融引き締めで需要鈍化という見方から原油先物が大幅反落となった。
原油安を受けて、NY証券取引所ではオキシデンシャル・ペトロリウムやエクソン・モービルなど石油株が売買代金上位で下落した。
ナスダックではテスラやアップル、エヌビディアが安い。
NYダウ工業平均は前日比308ドル(0.96%)安の31,790ドル。ナスダック総合指数は前日比134ポイント(1.12%)安の11,883。S&P500指数は前日比44ポイント(1.10%)安の3,986。
NYダウ採用銘柄はダウケミカル、キャタピラー、シェブロンなどが売られ、アメリカン・エキスプレスとJPモルガン・チェースは下落を免れた。上昇は2銘柄、下落は28銘柄。