TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  9月13日の米国株式市場は急落。8月消費者物価を受け、1%の利上げ観測浮上
概況/米国市場2022年9月14日

9月13日の米国株式市場は急落。8月消費者物価を受け、1%の利上げ観測浮上

9月13日の米国株式市場は急落し、NYダウの下げ幅と下落率は今年最大となった。
8月の消費者物価指数は前年同月比8.3%上昇と、7月の8.5%上昇から縮小したが市場予想の8.1%は上回った。ガソリン価格が下落したものの、家賃や食品、ヘルスケア関連の価格が上昇。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比6.3%上昇と7月の5.9%上昇から加速し、予想の6.1%も上回った。

インフレ圧力が想定以上に強いため、9月20日~21日のFOMCでは1%の利上げを実施するという見方も出た。

その他、ホワイトハウスの報道官が、バイデン政権は台湾の安全保障法案について、連邦議会議員と協議していると述べたことも警戒された。

NYダウ工業平均は前日比1,276ドル(3.94%)安の31,104ドル。ナスダック総合指数は前日比632ポイント(5.16%)安の11,633。S&P500指数は前日比177ポイント(4.32%)安の3,932。
  
NYダウ採用銘柄は全面安で下落率上位はインテル、ボーイング、ホームデポ、ダウケミカル、ナイキ。

関連記事