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概況/米国市場2022年9月15日

9月14日の米国株式市場は小反発。石油株が買われ、ジョンソン&ジョンソンは自社株買いを発表を好感

9月14日の米国株式市場は小反発。
8月の卸売物価指数が前年同月比8.7%上昇し、予想の8.8%上昇を下回り、7月の9.8%上昇から鈍化したが、FRBの利上げ加速という見方に変化はない様子。
NYダウは前日終値を挟んだ動きとなり、終盤に219ドル安を付けたが、リバウンド狙いの買いが入り、取引終了にかけて小幅高に持ち直した。

米国政府は原油価格が1バレル=80ドル程度に下落した段階で、戦略石油備蓄の補充を始める可能性があると報じられ、NY原油先物が反発し、1バレル=88.48ドル(前日比1.17ドル高)となった。
原油高を受けて石油関連が買われた。

ジョンソン&ジョンソンは自社株買いを発表したことで上昇した。
バイデン政権が8月に成立させた歳出法に、自社株買いへの1%の課税が来年から導入されることが盛り込まれたため、駆け込みでの動きとなっている。

ナスダックではテスラやスターバックスが高い。

NYダウ工業平均は前日比30ドル(0.10%)高の31,135ドル。ナスダック総合指数は前日比86ポイント(0.74%)高の11,719。S&P500指数は前日比13ポイント(0.34%)高の3,946。
  
NYダウ採用銘柄はシェブロン、ジョンソン&ジョンソン、メルクなどが買われ、ハネウェルや3M、ダウケミカルなどは売られた。上昇は18銘柄、下落は12銘柄。

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