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概況/米国市場2022年9月8日

9月7日の米国株式市場は反発。地区連銀経済報告と原油反落で長期金利が低下

9月7日の米国株式市場は反発。
地区連銀経済報告(ベージュブック)で物価について「なお高水準にあるが、9地区で上昇率がある程度緩やかになったと報告された」ため、長期金利が低下した。
各国の大幅利上げが景気を冷やし、原油需要が鈍化するという見方からNY原油先物が反落したことも長期金利低下要因となり、米国株に買いが入った。

NYダウは3日ぶりに反発し、NY証券取引所では3Mやバンク・オブ・アメリカ、スノーフレークなどが買われた。

ナスダックは8日ぶりに反発し、テスラやアマゾン、アルファベット、ネットフリックスなどが物色された。

円相場はロンドン市場で一時1ドル=144.99円を付けたが、NY市場では米国長期金利の上昇が一服したため、日米金利差縮小を受けて、円買い・ドル売りとなり、1ドル=143円70~80銭で取引を終えた。

NYダウ工業平均は前日比435ドル(1.40%)高の31,581ドル。ナスダック総合指数は前日比246ポイント(2.14%)高の11,791。S&P500指数は前日比71ポイント(1.83%)高の3,979。
  
NYダウ採用銘柄は3M、ナイキ、ホームデポなどが買われ、シェブロンとベライゾンは値下がり。。上昇は28銘柄、下落は2銘柄。

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