9月8日の米国株式市場は続伸。
欧州中央銀行(ECB)の0.75%の利上げを受けて、序盤は売られたが、イエレン財務長官がガソリン価格の下落が8月の消費者物価指数の総合指数に対する一段の下押し圧力となる可能性があるとの見方を示したため、終盤に買い戻しが入った。
NY証券取引所ではバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースなどの金融株が買われた。
景気敏感株の3Mは反落。
ナスダックではエヌビディアやAMDなどの半導体関連が上昇。
NYダウ工業平均は前日比193ドル(0.61%)高の31,774ドル。ナスダック総合指数は前日比70ポイント(0.60%)高の11,862。S&P500指数は前日比26ポイント(0.66%)高の4,006。
NYダウ採用銘柄はセールスフォース、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどが買われ、3Mやアップル、ハネウェルなどは売られた。上昇は24銘柄、下落は6銘柄。