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コラム2022年9月13日

【本日のマーケット】9月13日(火)

9月13(火)のマーケット                                                                   

9月12日の米国株式市場は4日続伸。NY連銀による8月の消費者の1年先インフレ期待(中央値)は5.75%と、7月の6.2%から低下し、3年先のインフレ期待も2.8%と、前月の3.2%から低下した。ガソリン価格の低下が背景。インフレのピークアウト期待で株式が買われた。NYダウは前日比229ドル(0.71%)高の32,381ドル。アップルは先週披露されたiPhone14について、予約データが好調だったことで買われた。NASDAQ総合指数は前日比154ポイント(1.27%)高の12,266。S&P500指数は前日比43ポイント(1.06%)高の4,110。

米国消費者物価指数(CPI)の発表を控え、日経平均は小幅な上げにとどまったが4日続伸。任天堂は新作ゲームの販売好調でにぎわい、海運は反発。政府が「GoToトラベル」に代わる全国旅行支援で調整していると報じられ、JR東やANA、オープンドアなど旅行関連は続伸。航空機関連の大阪チタニウムも高い。日医工は2日連続ストップ高。一方、三菱自やホンダが売られ、オリンパスが反落。CREは今期大幅減益予想と株主優待の廃止で大幅安となった。

スタンダード市場では、シダックスが3日続伸、給与デジタル払い関連の鈴与シンワは2日連続ストップ高。東日コンシスは株主優待制度導入を、オーエスは業績上方修正を好感。協和コンサルは10日ぶりに反発。トミタ電機は信用取引規制強化で続落となり、三ッ星と神島化学は大幅反落。

グロース市場では、アスカネットが大幅続伸となり、スパイダープラスが急騰。メディア総研と旅工房は2日連続ストップ高を演じた。スマレジは営業減益だったが、純利益が大幅増益となったことで買われた。東京通信は反落し、Pアンチエイジは続落となり、M&A総研が安い。

チャート上では、上下に短いヒゲを伴う実体線の短い陽線。近日中には、下から鋭角的に突き上げる5日移動平均線が25日移動平均線を上抜く可能性が高い。

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任天堂人気席巻 5カ月ぶり高値
日本証券新聞9月14日(水)紙面1面TOP記事掲載

「スプラトゥーン」の次は「ポケモン」 ソフト発売ラッシュへ

任天堂(7974・P)が一時5.9%高。3週間ぶりの6万円乗せとなるとともに7月戻り高値も更新し、4月26日以来の高値水準に買い進まれた。売買代金トップの好人気。業種別指数でも(任天堂を含む)その他製品が33業種中上昇率トップとなった。

9日発売のニンテンドースイッチ向けゲームソフト「スプラトゥーン3」(写真)の国内販売本数が「発売後3日間で345万本を突破」とする12日付リリース発行を受けたもの。発売後3日間としては「過去最高の販売本数」とされる。コロナ初期だった2020年3月20日に発売されて大いに話題を呼んだ「あつまれ どうぶつの森」の約268万本を3割近く上回るハイペースだけに株価にもインパクトを与えた格好だ。

・・・続きは紙面・Digital版で!

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今日の市況概況
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9月13日(火)☆[概況/大引け]

米消費者物価発表を控え、小幅な上げにとどまった。任天堂と海運、旅行関連は高い

大引けの日経平均は72円高の2万8,614円、TOPIXは6ポイント高の1,986ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,008、下落銘柄数は735。出来高は9億3,159万株、売買代金は2兆3,608億円。
今晩の米国で消費者物価指数の発表を控えているため、日経平均は小幅な上げにとどまった。

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