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コラム2026年3月25日

【本日のマーケット】3月25日(水)

3月25(水)のマーケット                                                                   

3月24日の米国株式市場は反落。ウォール・ストリート・ジャーナルが、米国は第82空挺(くうてい)師団から約3000人の部隊を中東に派遣する計画だと報じた。奇襲作戦の実施や飛行場などの重要拠点の確保を任務としている。アマゾン・ドット・コムのクラウド事業であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が営業や事業開発部門の業務を自動化するAIツールを開発していると報じられ、セールスフォースなどのソフトウェア関連が下落した。化粧品のエスティローダーはスペインのファッション・フレグランス企業プーチ・ブランズの買収に向けて協議中と発表したが、財務負担が警戒され売られた。ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループが上昇。英フィナンシャル・タイムズが、ジェフリーズ株の下落が好機となった場合に備え、三井住友フィナンシャルグループが買収の可能性を検討していると報じた。NYダウは前日比84ドル(0.18%)安の46,124ドル。NASDAQ総合指数は前日比184ポイント(0.84%)安の21,761。S&P500指数は前日比24ポイント(0.37%)安の6,556。

トランプ政権がイランに対して15項目の停戦計画案を提示したと報じられた。協議のための「1カ月間の休戦」も提案。日経平均は一時5万4000円に乗せた。東京海上は米バークシャーの出資効果で2日連続ストップ高。フジクラや古河電工などのデータセンター関連が高い。SBGは傘下の英アームがAI向け半導体を発表したことで買われた。原油安を受けて石油資源開発は売られた。ガンホーやカプコン、スクエニなどのゲーム関連が安い。

スタンダード市場では、ぷらっとホームが2日連続ストップ高。川崎地質は24日に業績予想の上方修正を発表し2日連続ストップ高。AIメカテックは半導体関連株として大幅続伸。チタン工業は酸化チタンがペロブスカイト型太陽電池の耐久性を高めるとの期待で人気化した。

グロース市場では、フォトシンスがAWSジャパンの「フィジカルAI開発支援プログラム」に採択されストップ高。noteはKADOKAWAと資本業務提携を発表し急騰。ライトアップは厚労省の助成金の不正受給を指南と週刊文春が報じたためストップ安となった。

日足チャート上では、短い上ヒゲを伴う大陽線。ギャップアップで5万3000円台を回復して寄付き、その後も上値を伸ばして5万4000円台にタッチする場面も見られた。75日移動平均線(5万3369円)を上抜き、ボリンジャーバンドのマイナス1シグマ(5万3331円)を回復して大引けを迎えた。次は、一目均衡表の雲抜けとパラボリックの陽転を期待したいところ。

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注目記事 Pick up
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日経平均 大幅続伸 トランプの停戦模索は本気か
 日本証券新聞3月26日(木)紙面1面記事掲載

リターンリバーサルめいた動きも

日経平均(日足)

25日の東京株式市場は買い先行でスタート、日経平均株価は一時、前日比1,770円高まで買われ、5万4,000円台を回復する場面があった。上げるも下げるも原油価格次第、その原油価格を左右するのが米国とイランの停戦交渉という構図のなかで、同日は停戦への期待が高まった。

米国が紛争終結に向けた15項目の計画をイランに提示したとの米ニューヨーク・タイムズの報道を受け、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格が時間外取引で、1バレル=86ドル台と24日の通常取引の清算値段に比べ6%強の下落となった。

イラン情勢を巡る直近の動きとしては、トランプ大統領が停戦に向け両国の協議が継続していると述べる一方、イラン側が協議は行われていないと否定。また、24日の米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は米国防総省が中東に3,000人の精鋭部隊を派遣する計画を進めていると伝えており、トランプ氏の発言は時間稼ぎである可能性も指摘されるなど、情報は錯綜している。ただ、こうしたなかでもパキスタンのシャリフ首相が米国とイランの戦争終結に向けた協議を自国で開催する用意があると表明。ロイター通信はパキスタン政府筋の話として、協議実施に向けた交渉は最終段階にあり、実現すれば1週間以内に行われる可能性が高いと伝えている。

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今日の市況概況
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3月25日(水)☆[概況/大引け]

米国がイランに停戦計画案提示で上昇

大引けの日経平均は1,497円高の5万3,749円、TOPIXは91ポイント高の3,650ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,447、下落銘柄数は116。出来高は21億9,958万株、売買代金は7兆431億円。
トランプ政権がイランに対して15項目の停戦計画案を提示したと報じられた。協議のための「1カ月間の休戦」も提案。
日経平均は一時5万4,000円に乗せた。

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