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コラム2026年5月28日

【本日のマーケット】5月28日(木)

5月28(木)のマーケット                                                                   

5月27日のNYダウは反発、ナスダックはもみ合い。イラン国営テレ​ビは米国との紛争​終結に向けた覚書草案を入手し‌たと⁠報じた。イランは1カ月以内にホルムズ海峡を通る商業航行を紛争​前の水準​に戻⁠し、米国はイラン周辺から軍を撤収、​海上封鎖を解除​する⁠ことなどが含まれるとした。これを受けて原油先物は下落し一時87.77ドル(6.12ドル安)となった。ただし、ホワイトハウスは覚書は「完全な​ねつ造だ」と否定したため、NYダウは上げ幅を縮めた。原油先物の終値は88.68ドル(5.21ドル安)。マイクロン・テクノロジーは続伸となったが、エヌビディアは4日続落、AMDは5日ぶりに反落。JPモルガン・チェースは下落。CEOが経済イベントで「今後数年のうちに、100億ドル~200億ドル(約1兆6000億円~3兆1900億円)を投じて何かを買収する機会があるかもしれないと思っている」と発言したため、財務負担が警戒された。NYダウは前日比182ドル(0.36%)高の50,644ドル。ナスダック総合指数は前日比18ポイント(0.17%)高の26,674、S&P500指数は前日比1ポイント(0.02%)高の7,520。

イランの革命防衛隊が報復攻撃を行ったことが伝わり、後場は下落し日経平均は一時1100円を超える下げ幅。2時以降は下げ幅を縮めた。27日の米国半導体株指数の下落を受けて、朝方からSBGや古河電工が安かった。半面、太陽誘電やヒロセ電機、村田製作所、TDKなどの電子部品が物色された。ヒロセ電機は野村証券がレーティングを引き上げた。村田製作所は27日の説明会に参加した野村証券が「AI普及拡大の波に乗る」と報告した。

スタンダード市場では、日本オラクルや名村造船が売られ、シリコンスタジオと大日光エンジニアリングは利食い売り。BitcoinJPNは米スペースXにファンドを通じて出資したためストップ高。AIサーバー用銅張積層板成型用真空プレス装置の北川精機は6日続伸。

グロース市場では、米スペースXの6月12日のナスダック市場の上場を控え、アストロスケールやQPSといった宇宙関連が買われた。EDPは2インチモザイクウエハを製造するためのモザイク結晶の開発に成功し急騰。ジェイドGは増収率に対して増益率が低く失望売り。

日足チャート上では、上下に長いヒゲを伴う実体線の短い陰線。高安の日中値幅が1290円とボラティリティの高い展開となった。ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万5639円)を割り込んだが、終値は5日移動平均線(6万4637円)で踏み止まった。売買代金も10兆8678億円と活況が続いている。

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6月になぜか明暗、日経平均 VS NYダウ
 日本証券新聞5月29日(金)紙面1面記事掲載

月末超えの相場転換「12カ月連続」に

28日の日経平均は後場一時1,124円安となる場面があった。急伸月の月末接近とあって、機関投資家の手じまい売りなどの動きが観測されたほか、29日は引けに実施されるMSCI指数定期入れ替えに絡んで、日本株には4,100億円規模の売り需要が試算されていることも意識された可能性がある。さらに、日経電子版の相場解説では「駆け込みの『5月売り』」も指摘されていた。もちろん、例の相場格言「セル・イン・メイ(5月に売れ)」を踏まえたものだ。

実際には、月末にかけての売りはさほど気にしなくていいのかもしれない。まず目先の話。表は、「月末2日間」と「翌月初2日間」それぞれの日経平均騰落合計を示したものだ。4月までの12カ月連続で相反する結果となっている。「月末にかけて売られた(買われた)直後は月初高(安)」のパターン。これも機関投資家の動きを反映したものか、月末を挟んで流れが変わるなら、むしろ月末であり、週末の29日まで軟調な方が都合がいいことになる。

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今日の市況概況
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5月28日(木)☆[概況/大引け]

2時以降は下げ幅を縮めた

大引けの日経平均は306円安の6万4,693円、TOPIXは16ポイント安の3,902ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は767、下落銘柄数は748。出来高は26億873万株、売買代金は10兆8,678億円。
イランの革命防衛隊が報復攻撃を行ったことが伝わり、後場は下落し日経平均は一時1,100円を超える下げ幅となった。
だが、2時以降は下げ幅を縮めた。

配当の支払いが始まり、全体では13兆円程度の配当が見込まれるため、再投資に向かう資金もあると期待されていることが下支え要因となった。

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