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IPO2026年4月1日

【速報版】新規上場紹介 SQUEEZE(スクイーズ) 4月22日 グロース AXでホテル運営を変革

SQUEEZE(558A)が4月22日、グロースに新規上場する。

観光・宿泊領域のAX(AIトランスフォーメーション)事業者。自社開発のクラウド型宿泊管理システム「suitebook」を基盤に、ホテル運営や遠隔オペレーション、企画から運営実装までを一気通貫で支援する。

従来型のホテル運営は施設ごとに人員を配置する労働集約的な構造を前提としており、これが需要拡大局面においても供給能力や収益性の制約となっている。同社はこうした需給構造のゆがみに着目。テクノロジーとオペレーションを軸に、ホテル運営に必要な機能や業務の一部または全部を担うことで、単なる業務のデジタル化にとどまらず、運営構造そのものを変革する。

「suitebook」は従来の宿泊在庫管理にとどまらず、売り上げ、費用、オペレーション効率といった収益性に影響を与える要素を横断的に可視化・管理するシステム。このテクノロジー基盤により、複数施設を前提とした標準化された運営や、遠隔・分散型のオペレーションが可能となる。また、こうしたテクノロジー基盤の上に構築されているのが、同社グループ独自のオペレーションモデル。ゲスト対応をクラウドコンシェルジュによる遠隔対応へ転換するほか、需要の波を前提とした過剰な人員配置を見直し、クラウドレセプションやスポットワーカーの活用を組み合わせ、複数施設を横断した稼働最適化を実現。さらに、支配人や現場責任者に集中していた業務を分解・標準化し、属人的なノウハウへの依存を低減する。

施設の企画・立ち上げ段階から日々の運営、宿泊者対応に足るまでホテル運営のバリューチェーンの各領域に対応する。提供内容や関与範囲は顧客の事業方針や施設特性に応じて柔軟に設計。システム提供については、SaaS(ソフトウエア)型のサービスとして提供しており、施設数や利用機能の拡大に応じて利用料が継続的に発生する収益構造となっている。グループ売上高の90%超をリカーリング収益が占めている。

一般的な中規模ホテル(客室数50室以上300室規模程度)のGOPマージン(営業粗利益率)が35~40%程度であるのに対し、同社が企画段階から関与するフル支援ホテルでは70%超と高水準のGOPマージンを実現している。支援施設数・客室数は着実に拡大しており、前2025年12月期末におけるGMV(同社が運営支援する施設の取扱高)は216億4,000万円、RUM(運営支援下にある総客室数)は2万1,351室となっている。(SS)

概要

●事業内容=自社ホテル運営、システム開発・提供、宿泊施設の企画・開発、DX全般のコンサルティングなど
●本社=北海道北広島市栄町1-52(最寄りの連絡場所は東京都渋谷区神山町6-4)
●代表者=舘林真一代表取締役CEO
●設立=2014年9月
●上場前資本金=1億円
●発行済み株式数=322万800株(上場時)
●筆頭株主=舘林真一(上場前21.74%)
●公募株式数=17万5,000株
●売出株式数=95万900株(ほかにオーバーアロットメントで16万8,800株)
●仮条件=4月6日に決定
●ブックビル期間=4月7日から13日まで
●引受証券=SBI(主幹事)、東海東京、大和、みずほ、マネックス、北洋、香川、岡三

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2024.12 3,068 212 95.71
2025.12 5,367 526 202.59
2026.12(予) 7,034 700 162.27
※単位100万円、1株利益は円

※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。

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