4月2日(木)のマーケット
4月1日の米国株は続伸。トランプ大統領が「イランの新しい体制の大統領がたったいま、アメリカに対して停戦を求めてきた」と投稿した。マイクロン・テクノロジーやサンディスク、インテルが買われた。マーベルテクノロジーはエヌビディアが20億ドル(約3200億円)を出資したことで上昇した。ボーイングは国防総省とパトリオット防空ミサイルの誘導装置となるシーカーの供給量を3倍に増やす計画で合意したことが材料視された。原油安を受けて、石油会社のエクソン・モービルやシェブロンは下落した。ナイキは3~5月(第4四半期)の売上高が2~4%減少するとの見通しを示し、年内も1桁台前半の減収が続く見込みとしたことで大幅安となった。NYダウは前日比224ドル(0.48%)高の46,565ドル。NASDAQ総合指数は前日比250ポイント(1.16%)高の21,840。S&P500指数は前日比46ポイント(0.72%)高の6,575。
トランプ大統領の演説が好戦的で原油先物が上昇し日経平均は下げ幅を拡大した。アドバンテストは新株予約権発行で潜在株数増加が警戒され下落。住友ファーマが大幅安。NASAがアルテミス2号の打ち上げに成功したため、「アルテミス計画」に関係する三菱重工が買われた。日本郵船はみずほ証券が投資判断を引き上げた。東京計器は野村証券が目標株価を引き上げた。アステリアは投資先の米スペースXが上場申請で買われた。
スタンダード市場では、岡野バルブが大幅安。大黒屋の下げも大きい。MCJが反落。ワシントンホテルはアパグループによる保有判明でストップ高。イーグランドは西武不動産がTOB(株式公開買い付け)を発表しストップ高。身売り準備観測のOlympicは大幅続伸。
グロース市場では、パワーXやオキサイドが反落し、QDレーザは大幅安。メドレックスやEduLabの下落率が大きい。リファインバースはリサイクル事業拡大のための設備投資を発表しストップ高。アミタがストップ高。HPCシステムズは大口受注でストップ高。
日足チャート上では、大陰線。昨日とは真逆の展開となり、前日の上昇分の半値近くを失うこととなった。上値は25日移動平均線(5万4282円)近辺まで伸ばしたが、10時過ぎから売り転換となり5日移動平均線(5万2505円)割れ水準まで下落幅を拡げた。
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注目記事 Pick up
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【トランプ演説に失望 日中値幅1,900円超】
日本証券新聞4月3日(金)紙面1面記事掲載
株価下落 原油価格は上昇
2日の東京株式市場ではトランプ米大統領の国民向け演説(写真)に対する期待が先行、寄り付き直後に日経平均株価は前日比518円高まで買われた。しかし、終了後は失望から1,466円安まで売られるなど、日中値幅は1,900円超の荒い値動きに。
トランプ氏の演説は1日夜(日本時間2日午前10時)から20分程度行われた。イランとの紛争について「中核的な戦略目標」がほぼ達成されつつあるとの見方を示したが、踏み込んだ内容が示されることはなく、紛争の早期終結を期待していた市場に失望売りが広がった。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格は演説前の時間外取引では1バレル=98ドル台で推移していたが、106ドル台に上昇。CME(シカゴマーカンタイル取引所)のミニS&P500先物など米国の主要株価指数は前日比1%前後の下落となった。原油高を受け円安ドル高の流れとなり1ドル=159円台前半まで下落する場面があった。
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今日の市況概況
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4月2日(木)☆[概況/大引け]
1,276円安。トランプ演説が好戦的で原油高

大引けの日経平均は1,276円安の5万2,463円、TOPIXは59ポイント安の3,611ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は232、下落銘柄数は1,318。出来高は26億1,274万株、売買代金は7兆8,181億円。
トランプ大統領が日本時間の午前10時から米国民向けのテレビ演説を19分間行った。
事前の予想ではイラン戦争の停戦について説明すると期待されていたが、好戦的だったため原油先物が上昇し、日経平均は下落した。
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