4月9日(木)のマーケット
米国とイランが2週間の停戦で合意し、4月8日のNYダウは1,325ドル高となった。一時1,432ドル高の4万8,017ドル。原油先物は14.52ドル(約13%)安の94.75ドル。トランプ大統領はホルムズ海峡の通航料について「巨額の利益が生まれるはずだ。イランは復興プロセスをスタートできるだろう」と投稿した。メタ・プラットフォームズは人工知能(AI)モデル「Muse Spark」を発表したこと買われた。NYダウは前日比1,325ドル(2.85%)高の47,909ドル。NASDAQ総合指数は前日比617ポイント(2.80%)高の22,634、S&P500指数は前日比165ポイント(2.51%)高の6,782。
イスラエルがレバノンを攻撃したため、イランはホルムズ海峡を再び封鎖。原油高となり日経平均は反落した。アドバンテストやディスコ、SBG、NECが安い。サイゼリヤは通期の利益予想を下方修正したことで大幅安となった。イオンは今期の純利益予想がアナリスト予想を下回ったため売られた。一方、古河電工は野村証券による目標株価の引き上げが好感された。フジクラやJX金属、KOKUSAI ELECも高い。海運株が反発。
スタンダード市場では、名村造船やジャパンエンジンが反落。トライアイズは3日続落。放電精密が安い。ヒトトヒトHDは2日連続ストップ高。プラント建設で復興需要期待の千代田化工建設は続伸。白鳩は10日の決算発表を控えて思惑買い。肥料関連の片倉コープアグリが反発。
グロース市場では、衛星関連のQPSが7日ぶりに反落。トライアルは続落、QDレーザは反落。地盤調査のSAAFがストップ安。ビッグデータ解析のVALUENEXは防衛関連で5日連続ストップ高。衛星関連のアストロスケールは7日続伸。パワーエックスが続伸。
日足チャート上では、上下に短いヒゲを伴う陰線。昨日までの4日間で3845円の上昇幅となっていたことで、利食い売りも出やすい水準。一目均衡表の雲の上(5万6230円)に顔を出す時間帯も見られたが、売り物に押されて5日ぶりの反落となった。
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注目記事 Pick up
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【外国人4週ぶり大量買いは“数字のマジック”】
日本証券新聞4月10日(金)紙面1面記事掲載
それでも今春に期待できる「2つの背景」とは
反落に転じた9日の東京市場でちょっとした話題を集めたのが、寄り前発表の財務省統計。4月第1週(3月30日~4月3日)の外国人売買が「4週ぶりの大幅買い越し(2兆9,596億円)」に転じていたためだ。
ただし、残念ながらこれは“数字のマジック”に近いのが実態だ。本国と日本との配当二重課税を避けるため、3、9月の権利付き最終日が近づくと外資系証券が保有株(裁定残など)を本国から東京支店に移し、権利落ち後に元に戻すとされ、前者が外国人売り、後者は外国人買いにカウントされる。表①の通り、3月2~4週の外国人売りに対応して自己売買の買いが入っているのがその傍証材料。例年通りなら、権利落ち日(3月30日)から始まる4月第1週以降は「外国人買い/自己売り」が本格化してくるはずだが、相場的には中立要因に過ぎない。
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今日の市況概況
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4月9日(木)☆[概況/大引け]
イスラエルのヒズボラ攻撃で、イランは再び海峡封鎖

大引けの日経平均は413円安の5万5,895円、TOPIXは33ポイント安の3,741ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は340、下落銘柄数は1,197。出来高は22億7,281万株、売買代金は8兆2,061億円。
米国とイランが2週間の停戦で合意した後に、イスラエルがレバノンの親イラン武装勢力「ヒズボラ」を攻撃したため、イランは報復措置として、ホルムズ海峡を再び封鎖した。
原油高となり、日経平均は下落した。
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