4月14日(火)のマーケット
4月13日のNYダウは反発し、ナスダックは9日続伸。トランプ大統領が記者団に「イラン側から連絡を受けている。彼らはとても取引を成立させたがっている」と語った。サンディスクはナスダック100指数に採用され上昇した。オラクルが上昇。公益事業分野のコスト削減と信頼性向上を目的とした「Utilities Industry Suite」におけるAI機能の強化を発表した。その他、モロッコのカサブランカに新たなパブリッククラウド・リージョンを開設した。エヌビディアがパソコン市場の構図を一変させるような大手企業の買収を模索していると報じられ、デルが買われたが、エヌビディアが否定したため、時間外取引でデルとヒューレットパッカードは下落した。NYダウは前日比301ドル(0.63%)高の48,218ドル。NASDAQ総合指数は前日比280ポイント(1.23%)高の23,183、S&P500指数は前日比69ポイント(1.02%)高の6,886。
トランプ大統領がイランから電話があったことを述べたため、第2回目の停戦協議が期待され日経平均は一時5万8000円に接近。AI半導体関連が物色され、キオクシアHDやSBG、JX金属が大幅高。カーブスは株主優待制度の拡充とチェーン創設20周年記念特別優待実施で値を飛ばした。半面、石油関連が売られ、エネルギー権益を持つ総合商社も安い。TOTOのユニットバス受注停止で長谷工やケイアイスター不動産などが安い。
スタンダード市場では、ユニチカがデータセンターのAIサーバー向けガラスクロスで3日連続ストップ高。半導体プロセス装置のAIメカテックが大幅高。光測定器のsantecと光通信用コネクターのサンコールも物色された。MERFは通期予想の据え置きで大幅安。
グロース市場では、QDレーザが大幅高。DX化支援のARアドバンストテクノロジは業績上方修正でストップ高。本人認証サービスのELEMENTSは第1四半期好決算でストップ高。衛星関連のQPSは赤字予想を縮小したが下落した。ククレブは上期大幅減益で大幅安。
日足チャート上では、上下に短いヒゲを伴う陽線。ギャップアップで5万7000円台で寄付き、5万8000円目前まで上値を伸ばした。ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(5万7351円)を上抜き大幅反発となった。ボリンジャーバンドのプラス3シグマ(5万9012)も視野に入って来た。
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注目記事 Pick up
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【本決算発表がスタート 慎重見通しで失望売りならチャンス】
日本証券新聞4月15日(水)紙面1面記事掲載
最終的には2ケタ増益確保か
3月末に期末を迎える企業の決算が4月最終週から本格化する。米国とイランの戦闘停止・終結交渉の行方とともに2027年3月期の企業業績見通しが大きく株価を左右するだけに、目が離せない。
米・イラン情勢に関しては初回の交渉で合意に至ることができず、いったん失望売りに沈んだ。その後、13日の米国でトランプ大統領が「(イラン側から)連絡があり、彼らは合意を強く望んでいる」の発言があったほか、ウォールストリートジャーナル(WSJ)電子版が「数日以内に米国とイランによる2回目の協議が開催される可能性がある」と伝えたことが好感され、米国株は大幅高。14日の東京市場でも日経平均株価が一時1,500円近い上昇となり、5万8,000円台に迫った。戦闘開始前の2月27日に付けた最高値5万8,850.27円を指呼の間に捉えてきた。波乱の展開に警戒心を残しつつも、目先的には終結を織り込んだかのような値動きだ。
とはいえ、原油・ナフサなど原燃料価格の先行きは読みにくく、期初予想の企業業績は慎重な内容にならざるを得ないのとの見方が多い。地政学的リスクの観点から参考になるのが、ウククライナ戦争が始まった22年度だろう。
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今日の市況概況
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4月14日(火)☆[概況/大引け]
第2回目の停戦協議に期待。AI半導体関連が高い

大引けの日経平均は1,374円高の5万7,877円、TOPIXは32ポイント高の3,755ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は868、下落銘柄数は655。出来高は21億5,684万株、売買代金は8兆4,392億円。
トランプ大統領がイランから電話があったことを述べたため、第2回目の停戦協議が期待され日経平均は一時5万8,000円に接近した。
AI半導体関連が物色され、キオクシアHDやソフトバンクグループ、JX金属が大幅高。
JX金属は半導体ウェハーの配線形成の工程で使用されるスパッタリングターゲットで世界シェア約6割を持っている。
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