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コラム2026年4月30日

【本日のマーケット】4月30日(水)

4月30(木)のマーケット                                                                   

4月29日のNYダウは5日続落。ナスダックは保ち合い。FOMCは政策金利の据え置きを決定した。据え置きは3会合連続だったが、決定は賛成8、反対4だった。ただ、反対は4人といっても、利下げを支持したのはマイラン理事だけで、残りの3人は据え置き自体は支持したものの、声明文に盛り込まれた将来的な利下げ再開を示唆する文言に反対したことが理由だった。反対理由がタカ派的だったため、金利が上昇し、NYダウは一時433ドル安となった。その他、トランプ大統領が、イランが核計画に対する米国の懸念に対応する合意に合意するまで、イランを海上封鎖下に置き続けると発言したことが報じられ、原油高となったことも響いた。エヌビディアが続落、イーライリリーが安い。他方、インテルは社債の発行予定額65億ドル(約1兆360億円)に対し、約7.7倍(約500億ドル相当)の応募が殺到したことで株価が上昇した。調達資金は、アイルランドの半導体工場の株式買い戻し費用に充てる。NYダウは前日比280ドル(0.57%)安の48,861ドル。NASDAQ総合指数は前日比9ポイント(0.04%)高の24,673、S&P500指数は前日比2ポイント(0.04%)安の7,135。

日経平均は続落。米オープンAIの売り上げ目標未達が冷や水。加えて、米中央軍司令部が大統領に新たな軍事行動の説明を予定と報じられたため、イランからの報復警戒で原油高となり、日経平均は一時5万9000円割れとなった。富士通は今期予想がアナリスト予想に届かず大幅安。OLCは減益が続く計画で売られた。一方、イビデンやSUMCOは大幅高。JIAが好決算で高い。アイシンはGS証券による投資判断の引き上げが好感された。

スタンダード市場では、地盤ネットが大幅安。岡本硝子は続落。ソケッツが反落。直近新規公開株の梅乃宿酒造は続落。ユニチカは反発。シンポはMBO(経営陣が参加する買収)が発表され買いが殺到。5社によるデータセンター開発に参画のReYuu Japanが再度上昇。

グロース市場では、GNIやGENDA、マクアケが売られた。直近新規公開株のバトンズと犬猫生活は3日続落。一方、テラドローンはウクライナ企業に出資したことでその会社の固定翼型迎撃能力を獲得することになり、急騰した。カウリスやスマレジが大幅高。

日足チャート上では、下ヒゲを伴う陰線。ギャップダウンで寄付き、下値は5万8900円台まで下落幅を広げた。サポートとなっていた5日移動平均線(5万9719円)を割り込み、パラボリックも陰転となり目先スピード調整色が濃くなった。パラボリックが陰転するのは3月31日以来のこととなった。

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米巨大テック 業績好調
 日本証券新聞5月1日(金)紙面1面記事掲載

AI投資積み増し 国内関連株に追い風

キオクシアHD(285A・週足)

日米両市場で主要なAI関連企業が決算を発表。AIサービスの需要拡大で各社の業績が好調に伸びている。その一方、市場の成長に合わせ、設備投資も四半期ごとに積み増しとなっている。AI関連は中期的に高い成長が見込まれるが、巨額の設備投資が本当に将来のリターンにつながるのかという、懐疑的な見方も残っている。

4月29日の米国ではマグニフィセントセブンのうち、メタ・プラットフォームズ(META)、グーグル親会社のアルファベット(GOOGL)、アマゾン(AMZN)の4社が1~3月期決算を発表。時間外取引でアルファベットが6%高、アマゾンが堅調に推移する一方、メタが一時7%安、マイクロソフトも2%強の下落となった。

アルファベットの第1四半期(1Q)決算は、売上高が約1,100億ドル(約17兆6,000億円)と前年同期比22%増、純利益は同81%増の626億ドルだった。このうちクラウド部門の売上高は200億ドルと同63%増。事前予想は50%増だった。データセンター(DC)を中心に設備投資を50億ドル積み増し、最大1,900億ドルとし、2027年も大幅に増加するとの見通しを示した。

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今日の市況概況
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4月30日(木)☆[概況/大引け]

続落。オープンAIや米軍の新たな軍事行動が影響。村田製作は高い上昇

大引けの日経平均は632円安の5万9,284円、TOPIXは44ポイント安の3,727ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は307、下落銘柄数は1,229。出来高は31億7,743万株、売買代金は9兆9,743億円。
日経平均は続落。
米オープンAIの売上目標未達報道が冷や水となった。
加えて、米中央軍司令部が大統領に新たな軍事行動を説明すると報じられたため、イランからの報復警戒で原油高となり、日経平均は一時5万9000円割れとなった。

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