5月19日(火)のマーケット
5月18日のNYダウは反発、ナスダックは続落。トランプ大統領は18日、自身のSNSでイランへの再攻撃を19日に予定していたと明らかにしたうえで、カタールやサウジアラビアなどから「攻撃を延期するよう要請を受けた」と投稿した。電力会社のドミニオン・エナジーは、ネクステラ・エナジーが買収を協議していると報じられ買われた。電力業界では過去最大規模の買収案件で、フロリダ州からバージニア州の人工知能(AI)向けデータセンター群までを保有する巨大な公益事業会社が誕生する。マイクロン・テクノロジーは3日続落。サンディスクは反落した。NYダウは前日比159ドル(0.32%)高の49,686ドル。ナスダック総合指数は前日比134ポイント(0.51%)安の26,090、S&P500指数は前日比5ポイント(0.07%)安の7,403。
長期金利の上昇を受け、AI半導体関連が売られたため日経平均は4日続落だったが、東証プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多いためTOPIXは下落を免れた。キオクシアHDやフジクラ、SBGなどが売られ、代わりに半導体価格の高騰でゲーム機の収益悪化懸念から売り込まれてきた任天堂や、常務が子会社から不適切報酬で下落していたサンリオにリバウンド狙いの買いが入った。IP関連への関心を誘いバンダイナムコとコナミも高い。
スタンダード市場では、AIメカテックや精工技研、santecが反落。岡本硝子は大幅続伸。DXコンサルティングのSpeeeは15日に上期営業赤字決算を発表したが、アク抜け感から大幅続伸。12日にフィジカルAI事業参入発表のシリコンスタジオが再び買われた。
グロース市場では、データセクションが15日の決算発表を受け、2日連続ストップ高。QDレーザは3日続伸。アストロスケールやACSL、BuySellが反発。データセンター向け単結晶のオキサイドは大幅反落。住まい関連のアーキテクツSJがストップ安。
日足チャート上では、連日で上下にヒゲを伴う陰線。4日連続で陰線を引き、売り圧力の強さがうかがえる。本日の下落でパラボリックが陰転を示現しており、目先は調整色の強さを意識させる格好となった。
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注目記事 Pick up
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【決算は来期予想にも注目 マネックス 吉野貴晶氏】
日本証券新聞5月20日(水)紙面1面記事掲載
決算は来期予想にも注目 マネックス 吉野貴晶氏
3月期決算の発表も一段落。前期の上場企業の最終利益合計は5期連続で過去最高を更新する見通し。中東情勢が不透明なため、今期予想を非開示にする企業も出ているとはいえ、今期も堅調な見通しを示す企業も多く、6期連続最高益が見込まれる。内閣府が19日に発表した1~3月期のGDPは年率2.1%のプラスと、景気の下支えもあり、株価は引き続き堅調な見通し。
こうした中、マネックス証券の吉野貴晶チーフ・マーケット・アナリストは、決算発表を踏まえた投資判断において、今期だけでなく早くも来期の動向が重要であるとアドバイスする。株価は足元の業績水準だけでなく将来に向けた成長期待を織り込むからだ。
吉野氏は「たとえ今年度の業績が好調だったとしても、来年度にかけ鈍化する場合は、株価の上昇余地が限られる傾向がある」と指摘。来期に向けて成長が加速しているかどうかが、株価上昇につながるという。
来期の業績モメンタムを判断するには、市場が予想する企業の営業利益の増益率と予想変化率(リビジョン)が重要な指標だという。今期よりも来期の増益率の方が高ければ成長の加速を意味しており、逆に来期の増益率が低下していれば、成長が鈍化していることになる。
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今日の市況概況
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5月19日(火)☆[概況/大引け]
AI半導体関連が売られ、IP関連にリバウンド狙い

大引けの日経平均は265円安の6万550円、TOPIXは24ポイント高の3,850ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,117、下落銘柄数は430。出来高は27億1,912万株、売買代金は10兆3,864億円。
長期金利の上昇を受け、AI半導体関連が売られたため日経平均は4日続落となったが、東証プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多いためTOPIXは下落を免れた。
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