6月4日(木)のマーケット
6月3日の米国株は反落。アメリカ中央軍は2日、海上封鎖に従わず、イランの港に向かっていた石油タンカーをミサイル攻撃で航行不能にしたと発表した。イラン軍はアメリカによる軍施設とタンカー攻撃を受け、イラン軍がクウェートとバーレーンにあるアメリカ軍基地を標的とした攻撃をしたと発表した。イスラエルのネタニヤフ首相は「これまで何年にもわたり米国が我々に与えてくれたあらゆる支援に感謝する。ただ、もう必要ない」と述べた。戦闘終結に向けた交渉が難しくなると警戒された。米国の連邦最高裁はトランプ政権の「相互関税」を2月に違法としたが、通商代表部(USTR)は2日に新たな追加関税を検討していることを明らかにした。日本を含む60カ国・地域が強制労働で生産された製品の輸入を禁じる措置を十分に取っておらず、米国製品が競争上不利な立場に置かれると主張した。パランティア・テクノロジーズやサービスナウ、スノーフレイクは続落。マーベル・テクノロジーは続伸。NYダウは前日比620ドル(1.21%)安の50,687ドル。ナスダック総合指数は前日比239ポイント(0.89%)安の26,853、S&P500指数は前日比56ポイント(0.74%)安の7,553。
日経平均は反落。米国とイランが攻撃の応酬、米ブロードコムのAI半導体売り上げ見通しがアナリスト予想を下回り時間外取引で下落したことが響いた。SBGやイビデン、武蔵精密が安い。キオクシアは反落したがキオクシアに半導体製造用ガスを供給している関東電化はストップ高。半導体エッチング液のステラケミファも高い。エディオンはヤマダHDとの経営統合方針で大幅高。日銀が6月に利上げした後、年内に追加利上げの予想で銀行株高。
スタンダード市場では、BitcoinJPNは反落し、地盤ネットは信用取引規制でストップ安。北川精機は続落。フェローテックは決算短信では26年12月期の営業利益予想が380億円だったが、説明会の質疑応答では500億円くらい行けるんじゃないかと答えたため急反発。
グロース市場では、パワーXが軟調で、衛星関連のQPSは岡三証券がレーティングを下げたために売られた。一方、ジーネクストはGPUクラウドの商談受付開始でストップ高。イオレは米アンソロピックに関節出資しているため、含み益拡大期待でストップ高となった。
日足チャート上では、長い下ヒゲを伴う陰線。高値警戒感から売りに押される展開となり、一時は6万7000円割れとなる場面も見られた。押し目買い需要も強く、本日の売買代金も10兆円超えと市場エネルギーの強さが継続。終値では6万7000円台を回復して、5日移動平均線(6万7174円)上での大引けとなった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【海外投資家の“関心事”は――UBSのアナリストが報告】
日本証券新聞6月5日(金)紙面1面記事掲載
「機械」は強気派が多数
史上初の6万8,000円の大台乗せから一夜明けた4日、日経平均は反落。3日の米国市場はイラン情勢を巡る不透明感からNASDAQ指数は10日ぶりに反落したが、SOX指数は連日で最高値更新。中で東京エレクトロン(8035・P)など半導体関連の一角が堅調。4日朝のNHKニュースで「NT倍率」が取り上げられるような環境下、三菱重工(7011・P)など出遅れ防衛関連が上昇するなど依然物色意欲は旺盛だ。
日本株への先行き期待が続く中、スイスに本社を置く世界的な金融グループ、UBSは5月25日~29日、香港とシンガポールで「Asian Investment Conference(AIC)2026」を開催した。AICはアジア地域で最大級の投資フォーラム。機関投資家・富裕層・企業リーダー・グローバルな有識者などが集い、マクロ経済・地政学・市場を形成するテーマ・セクター別の主要な見解などを共有した。
続いて6月3日、UBS証券はメディアブリーフィングを実施。総合電機、機械、小売りのセクターアナリストによるカンファレンスフィードバックに加え、AICのパネルディスカッションに登壇したGVE株式会社の房広治CEO(最高経営責任者)がAI時代のサイバーリスクを講演した。ここでは“投資家の関心事”を中心にセクターアナリスト報告のポイントを紹介する。
・・・続きは紙面・Digital版で!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6月4日(木)☆[概況/大引け]
反落、SBGが安い。関東電化はキオクシア関連でストップ高

大引けの日経平均は931円安の6万7,470円、TOPIXは44ポイント安の3,951ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は434、下落銘柄数は1,080。出来高は23億1,448万株、売買代金は10兆1,762億円。
日経平均は反落。米国とイランが攻撃の応酬に加えて、米ブロードコムのAI半導体売上見通しがアナリスト予想を下回り時間外取引で下落したことが響いた。ソフトバンクグループやイビデン、武蔵精密が安い。
詳しくはコチラ
