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コラム2026年8月7日

【本日のマーケット】8月7日(金)週末版 鈴木一之氏特別寄稿

8月7日(金)のマーケット                                                                   

8月6日のNYダウは反落。ナスダックは続落。イランがホルムズ海峡に関する対岸のオマーンとの案について、アメリカやイスラエルに関連する船舶は通航を禁止する内容も含まれていると報じられた。正常化期待が後退し、原油先物が反発した。サンディスクやウエスタンデジタルが売られた。アルファベットは社債発行の見通しが報じられた。一頃より投資家需要が弱まっているため、大きな発行プレミアムが必要となっていることがマイナス視され、株価は下落。スペースXは反発した。NYダウは前日比464ドル(0.85%)安の53,885ドル。NASDAQ総合指数は前日比15ポイント(0.06%)安の26,348、S&P500指数は前日比13ポイント(0.18%)安の7,709。

ソフトバンクGのビジョンファンドの投資利益が減少したことが失望され、日経平均は下落したが、フジクラの上方修正を受けて下げ幅を縮めた。三菱マテリアルは通期営業利益予想を大幅減益予想から大幅増益予想に上方修正しストップ高。フルヤ金属はイリジウムとルテニウム製品の好調加速が好感された。富士フイルムは複合機の子会社の上場検討だが、バイオCDMO(医薬品開発製造受託)の赤字拡大による減益決算で売られた。

スタンダード市場では、ユニチカが大幅反落。エンジン部品の安永は第1四半期が大幅減益で急落。湖北工業は光部品が好調で通期予想を上方修正し反発。ナカニシは上方修正、自社株買い上限拡大、株式分割の発表で買われた。J-MAXは第1四半期黒字でストップ高。

グロース市場では、GOが高値更新。フィーチャとグローバルセキュリティが3日続伸。アスタリスクが反発。Schooが買われた。一方、テラドローンは売られた。フォースタートアップスは第1四半期が好決算だったが通期予想を変えなかったため売られた。

日足チャート上では、長い下ヒゲを伴う実体線の短い陰線。連日で25日移動平均線(6万5968円)に上値を抑えられる展開。下値は75日移動平均線が支えとなり長い下ヒゲを引いており、強い押し目買い需要を感じさせる。来週は25日移動平均線を明確に上抜けることができるかがポイントとなる。週足では、上下にヒゲを伴う陽線。26週移動平均線(6万1561円)がサポートとなり、上値は13週移動平均線(6万6255円)で頭を抑えられる格好となった。

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★☆★ 《特別寄稿》鈴木一之 スズカズ・アイ ★☆★
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今週の株式市場はすんでのところで救われたような印象があります。ここからは短期的かもしれませんが落ち着きを取り戻してゆくと見られます。

7月 29 日(水)に日経平均はザラ場安値 で60,448 円まで下落しました。大台割れ寸前というところでしたが、これで当面の底値を打ったと考えられます。

今週に入るとさらにドラスティックな展開となりました。8 月 5 日(水)に高値 66,302 円まで急反発しています。為替市場で28 年ぶりに日米協調による円買い介入が実施されたことが最大の理由と言えるでしょう。トリプル安はかろうじて防がれたわけです。

株式市場が 日経平均6 万円の大台割れ寸前から持ち直しに転じた要因はふたつあると思います。ひとつは米国の巨大テクノロジー企業の決算で、そこで明らかにされた巨額の設備投資の継続です。

もうひとつが為替市場での日米協調介入です。市場心理を改善させたという点では協調介入の方がよりインパクトは大きかったのではないでしょうか。市場は落ち着きを取り戻すと見られますが、問題は山積み状態です。神経質な展開が続くと見られます。

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注目記事 Pick up
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【TOPIX高 日経平均安でも… エージェントAIがキーワードに
日本証券新聞 8月10日(月)紙面1面TOP記事掲載 

半導体材料 需要拡大が継続

レゾナックHD(4004・週足)

7日の東京株式市場はAI関連の上値が重く、日経平均株価が続落する一方、TOPIXが続伸。決算を経て、AI関連銘柄に極端に偏った物色の流れに変化が生じるのか注目される。ただし、売買代金上位は6月までの株価上昇で時価総額が大きく膨らんだAI関連銘柄が中心。ここにメガバンクなどの金融、トヨタを中心とする自動車関連が混じるといった構図は当面変わりそうもない。ここまでのAI関連の決算を振り返ると事前の期待値が大幅に高まっていたことから、予想と同水準であれば売りが先行、下回れば急落、大幅に上回ったケースのみ、株価が上昇というパターン。

AIの投資環境を整理しておくと、決算を経てAIデータセンターに巨額の投資を続けるハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)に関してはおおむね安心感が広がった。市場が最も懸念していたAIサービスの収益化が進み、投資の回収と継続の方向が見えてきたためだ。

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今日の市況概況
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8月7日(金)☆[概況/大引け] 

下げ渋り

大引けの日経平均は76円安の6万5,606円、TOPIXは19ポイント高の4,074ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は940、下落銘柄数は582。出来高は28億7,610万株、売買代金は10兆8,960億円。
ソフトバンクグループはビジョンファンドの投資利益が減少し、第1四半期決算が減益だったことで売られた。
日経平均は一時1,031円安となったが、フジクラの上方修正を受けて下げ渋りをみせた。

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