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コラム2026年8月31日

【本日のマーケット】8月31日(火)

8月31(月)のマーケット                                                                   

8月28日の米国株は小反落。ウォーシュFRB議長が経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の講演で、物価がFRBの2%目標に向けて抑制されていなければ「やるべき仕事がある」と述べた。利上げ観測は高まったが、政策が後手に回らないことが安心され、NYダウは一時250ドル高となった。ただ、金利上昇を受けて半導体関連が売られたため、NYダウは小幅安となった。エヌビディアが売られた。半導体のマーベル・テクノロジーは8月19日にグーグル向けにAI半導体を開発すると発表したが、28日の決算発表時に上方修正した2027年度と2028年度の売上高見通しが小幅だったことで失望された。アマゾンはエバーコアISIが目標株価を引き上げたため買われた。NYダウは前日比9ドル(0.02%)安の53,559ドル。NASDAQ総合指数は前日比138ポイント(0.52%)安の26,402、S&P500指数は前日比19ポイント(0.25%)安の7,711。

FRB議長の講演で早期利上げ観測が強まり、週明けの日経平均は朝方1573円安の6万4832円。その後下げ幅を縮め、後場はTOPIXが上昇に転じた。キオクシアHDやフジクラ、古河電工に押し目買い。円安でトヨタが高い。関西電力はみずほ証券が投資判断を引き上げた。壱番屋はハウス食品が売却検討報道でプレミアム期待からストップ高。ハウス食品も上昇。アドバンテストは下落。長期金利上昇で有利子負債が大きい三菱重工が安い。

スタンダード市場では、日本一ソフトが業績予想の上方修正で大幅高。イーソルはMBO(経営陣が参加する買収)観測報道で2日連続ストップ高。自動運転関連のアイサンテクノロジーは2日連続ストップ高。フェローテックやシリコンスタジオは反落。サイバーステップが軟調。

グロース市場では、テラドローンやパワーエックス、オンコリスバイオが反落した。ティアフォーは3日続伸で、ダイナミックマップが大幅続伸。ブレインズはフィジカルAI現場実装・ロボット導入支援サービスでストップ高。BASEはSBIと資本業務提携で急騰した。

日足チャート上では、長い下ヒゲを伴う陽線。寄付き後に1500円超下落となったが、切り返しを見せて下げ幅を縮小。大引けにかけて買い戻されて、この日の高値引けとなった。5日・25日移動平均線が上向きとなったが、明日以降75日移動平均線(6万6505円)を上抜くことができるか注目される。

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ウォーシュ発言でトリプル安 4日雇用統計 日米の金融会合に注目
 日本証券新聞9月1日(火)紙面1面記事掲載

良好な企業業績が支えに

8月31日の東京市場は株式、債券、円が売られるトリプル安となった。28日のジャクソンホール会議でウォーシュFRB(米連邦準備制度理事会)議長=写真=が講演、発言内容が事前予想と比較してタカ派的だったとの受け止めから、同日の米国市場ではAI関連などハイテク株を中心に株式が下落する一方、債券市場では10年債の利回りが一時4.72%まで上昇(価格は下落)した。金利上昇を受けドルが買われ、ドル円は7月31以来の1ドル=160円台に。

ウォーシュ議長は講演で、基調的なインフレ率が目標の2%に向かって鈍化しているとの確信が得られなければ、FRBには「やるべき仕事がある」と述べ、インフレ抑制を重視する姿勢を示した。これを受け、9月15~16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRBが利上げに踏み切るとの見方が強まった。CMEフェドウォッチの利上げ確率は3割強から6割弱に上昇。

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今日の市況概況
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8月31日(月)☆[概況/大引け]

下げ渋り。FRB議長のサプライズは懇切丁寧な説明で、語った内容は平均的な認識

大引けの日経平均は93円安の6万6,311円、TOPIXは9ポイント高の4,156ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は882、下落銘柄数は634。出来高は26億7,487万株、売買代金は9兆3,583億円。
ジャクソンホール会合での講演で、ウォーシュFRB議長は2%目標を上回るインフレへの懸念を示し「やるべき仕事がある」と述べたため、早期利上げ観測が高まった。
週明けの日経平均は朝方1,573円安の6万4,832円となったが、その後下げ幅を縮め、後場はTOPIXが上昇に転じた。日経平均も下げ渋りを見せた。

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