11月2日(月)のマーケット
10月30日の米国株は続落。インテルは10~12月期の売上げ高見通しが150億ドル~160億ドル(前年同期比10%~17%増)とアナリスト予想平均の170億ドル(同24%増)を下回り、株価は28.5%安と急落した。10~12月期のパソコン向け半導体の売上高を7~9月期比20%超の減少を見込み、最高財務責任者(CFO)はパソコン不振は少なくとも2027年上半期まで続くと述べた。AIインフラ需要でメモリー価格が急騰しているため、パソコンメーカーが生産数量を削減していることが要因。パソコン用半導体出荷が低迷し、AI向けの成長の一部を打ち消した。英フィナンシャル・タイムズは、ブラックストーンが投資家に対し、アンソロピックは11月の株式公開後に主要な信用格付け機関から「ダブルB以上の格付けの可能性が高い」と伝えたことを報じた。「BB(ダブルB)」は投機的格付け(=ジャンク級)で、「BBB(トリプルB)」以上が投資適格格付け。多くの保険会社や年金基金はジャンク格付けの借り手の大口ポジションを取ることが制限されているため、アンソロピックが活用できる資金は制限される。「投機的格付け」だと巨額のAIインフラ投資に必要な資金調達コストが膨らむと警戒された。サンディスクやAMD、デル・テクノロジーズが売られた。NYダウは前日比572ドル(1.09%)安の51,770ドル。NASDAQ総合指数は前日比747ポイント(2.86%)安の25,436、S&P500指数は前日比140ポイント(1.82%)安の7,580。
日経平均は韓国株の反発にツレ高した場面もあったが、米国中間選挙を控え、様子見姿勢。レーザーテックは受注計画を引き上げたことが好感され、東京エレクは上期好決算で上昇。一方、キオクシアは第3四半期の営業利益予想がアナリスト予想を下回り、SCREENは決算がアナリスト予想を下振れ急落。大塚商会は7~9月期が営業減益で大幅安。栗田工は2日連続ストップ安。M&A仲介のストライクは好決算でストップ高。NGKは業績上方修正で高い。
スタンダード市場では、ショーケースが4日続落。フクダ電子は7~9月期が営業減益で大幅安。回転すしのゲンキGDCは減益決算で安い。ERTHは新規事業のバリュー投資事業で著名投資家の井村氏のKaihouと投資顧問契約でストップ高。石井食品は防災食で買われた。。
グロース市場では、オンコリスバイオが続伸。GNIが反発。AIAIグループは発表した業績上方修正と初配当を好感する動きが継続。家具・インテリアのEC販売のベガコーポは好決算で大幅高。バリュエンスは増資と株式売出でストップ安。データセクションは4日続落。
日足チャート上では、長めの上ヒゲを伴う陽線。寄り後に577円安となる安値をつけたがその後は底堅く、切り返してプラス圏で推移する時間帯も見られた。高値は325円高となったが、5日移動平均線(6万3650円)を回復するには至らなかった。
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注目記事 Pick up
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【3Q鈍化 キオクシアに失望売り 東エレク、レーザーテックは反発】
日本証券新聞11月4日(水)紙面1面記事掲載
AI決算一巡 落ち着き取り戻すか
国内のAI関連銘柄のなかでは最も注目度が高いキオクシアHD(285A・P)が10月30日の引け後に決算を発表。2027年3月期第3四半期(3Q、10~12月)の業績予想が成長鈍化見通しとなったことが嫌気され、株価は急落。ウリ気配で始まり、前日比2,335円(17.3%)安の1万1,135円まで売られる場面があった。
3Qの売上収益は2兆5,000億円、Non―GAAP営業利益が同1%増の2兆円、Non―GAAP純利益は1兆3,650億円を見込む。前四半期比ではいずれも1%増とほぼ横ばいの見通し。7~9月(2Q)の実績は売上収益が前四半期比40%増の2兆4,800億円、Non―GAAP営業利益が同50%増の1兆9,883億円、Non―GAAP純利益が同52%増の1兆3,486億円だった。
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今日の市況概況
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11月2日(月)☆[概況/大引け]
米中間選挙前で様子見

大引けの日経平均は208円安の6万3,081円、TOPIXは34ポイント安の3,930ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は505、下落銘柄数は1,011。出来高は23億2,819万株、売買代金は7兆6,403億円。
韓国株の反発に連れ高した場面もあったが、米国中間選挙を控え、様子見姿勢となった。
キオクシアは第3四半期の営業利益予想がアナリスト予想を下回り急落した。
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