TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 中国の住宅ローン向け金利引き下げを好感。レーザーテックやソフトバンクG、海運が上昇。チタン2社は急騰
速報・市況2022年5月20日

☆[概況/大引け] 中国の住宅ローン向け金利引き下げを好感。レーザーテックやソフトバンクG、海運が上昇。チタン2社は急騰

大引けの日経平均は336円高の2万6,739円、TOPIXは17ポイント高の1,877ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,271、下落銘柄数は492。出来高は12億5,330万株、売買代金は2兆9,995億円。
中国人民銀行が住宅ローンの貸し出しの目安となる5年物金利を下げたため、不動産業界へのテコ入れが好感され、香港株と上海株が上昇した。
中国の金融緩和による香港株高を受けて、日経平均も反発。
レーザーテックやソフトバンクグループ、海運大手3社が買われた。
愛知県が工業用水を段階的に給水開始でトヨタも上昇した。
東邦チタニウム(5727)が決算説明会で、ウクライナ情勢を背景にロシア産チタン材からの代替調達需要が増加しており、北米展伸材メーカーからの追加受注に加え、欧州や中国展伸材メーカーからの引き合いも増加していることを報告し急騰した。
カントリーリスクを考慮すればロシア産材への回帰は想定し難く、中長期でも同社を含む国内2社にカザフスタンメーカーを加えた3社での供給体制が継続する見通しを示したため、金属チタンで世界首位の大阪チタニウムは更に買われた。
中小型株のリバウンドでJリースやマネーフォワードが高い。
一方、キーエンスが軟調で、日医工と三井松島は反落した。

業種別上昇率上位は海運、精密、非鉄、サービス、鉄鋼で、下落率上位は電力ガス、紙パルプ、食品、水産農林、鉱業。(W)

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