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コラム2026年6月26日

【本日のマーケット】6月26日(金)週末版 鈴木一之氏特別寄稿

6月26日(金)のマーケット                                                                   

6月25日のNYダウは続伸だが買い一巡後に伸び悩んだ。ナスダックは4日続落。FRBによるストレステストを大手銀32行が全て通過した。JPモルガン・チェースは増配と自社株買いの発表で買われたが、買い一巡後は伸び悩んだ。NYダウも序盤に買われたが、買い一巡後に上げ幅を縮めた。コーニングとキャタピラーは高い。ナスダックではマイクロン・テクノロジーとサンディスクは買われたが、アップルやパランティアテクノロジーは売られた。NYダウは前日比71ドル(0.14%)高の51,920ドル。NASDAQ総合指数は前日比118ポイント(0.46%)安の25,358、S&P500指数は前日比0.7ポイント(0.01%)安の7,357。

日経平均は大幅安で一時6万9000円割れ。ナスダック4日続落や米オープンAIが新規上場を来年まで延期検討と報じられ、SBGが大幅安。キオクシアHDとアドバンテストも下落。半導体価格の高騰でアップルが値上げを発表したが、需要鈍化懸念で売られた流れを引き継ぎ太陽誘電も安い。サンリオが買われ、JTは中間配当の権利取りで上昇。内需の建設株が物色された。AI相場で人気圏外だったホンダやトヨタといった自動車株も高い。

スタンダード市場では、AIメカテックとフェローテック、地盤ネットが反落し、ニッカトーが売られた。YEデジタルは第1四半期の営業増益率が小幅で大幅安。岡本硝子が買われ、テクニスコが年初来高値。伊勢化学は米国でヨウ素の抽出権取得契約でストップ高となった。

グロース市場では、QDレーザやデータセクションが反落し、レナサイエンスが急落した。直近新規公開株のLiNKXは3日続伸。教育AI関連のサクシードは7日続伸。アクリートは新事業としてコンテナ型データセンター事業を共同で開始すると発表しストップ高。

日足チャート上では、短い下ヒゲを伴う大陰線。昨日に回復した5日移動平均線(7万608円)とボリンジャーバンドのプラス1シグマ(7万198円)を下抜けて、一時は6万9000円割れとなる場面も見られた。昨日の急騰分をほぼ埋めるような恰好で、最高値圏での値幅を伴うスピード調整。連日ジェットコースターのような相場展開となっている。週足では上下に長めのヒゲを伴う陰線。6週ぶりの陰線で高値波乱をうかがわせる動きとなったが、ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万9824円)近辺を維持して週末を迎えた。

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★☆★ 《特別寄稿》鈴木一之 スズカズ・アイ ★☆★
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鈴木一之です。

木曜日、日経平均が 72,000 円の大台を超えました。これまでにも述べてきたことですが、猛烈な株価上昇のピッチと、いったん下げに転じた時の下落スピードに驚くばかりです。

この状況は単に、日経平均が72,000円という価格帯の節目を超えたというだけではなく、それ以上に大きな意味を持っているように思えてきます。すなわちそれは、市場参加者のセンチメントも含めて、株式市場には構造的に大きな変化が起きているという変化です。

今週も値動きは相当に激しいものでした。6 月 23 日(火)には韓国の株式市場が急落したことをきっかけに東京市場でも半導体関連株を中心に急速に売りが広がりました。

それが現地 6 月 24 日(水)に発表された半導体大手のマイクロン・テクノロジーの驚愕の決算内容をきっかけに、ごく短期間で逆方向に大きく変化しています。

さらに金曜日はアップル製品の値上げという悪材料もあって、手仕舞い売りが集中的に見られました。次の問題は半導体関連株を中心とした決算動向です。その意味で2-3月決算企業の業績のトレンドがどちらを向いているかが問われます。来週以降、大きなヤマ場、分岐点を迎えそうな雲行きです。

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注目記事 Pick up
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【設備投資関連マーク AI、自動車、航空機 各分野好調
日本証券新聞 6月29日(月)紙面1面TOP記事掲載 

オークマ、ファナック、安川電など

オークマ(6103・週足)

26日の東京株式市場は急反落。日経平均株価は前日の3000円超の上昇による最高値更新から、再び7万円を割り込んでの推移となった。AI関連の中核銘柄であるエヌビディア(NVDA)並みに注目度が高まったマイクロン・テクノロジー(MU)の四半期決算はポジティブサプライズをもって通過、好材料を織り込み、関連株には売りが先行した。

AI関連株に対しては、ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)が将来的に巨額の投資に見合う収益を確保できるのかといった懸念がくすぶる一方、AIデータセンター(DC)などインフラ整備に関連する企業に対する成長期待は高い。また、AI関連の派手な値動きに目を奪われがちだが、自動車、航空機、造船などの分野でも設備投資は着実に増加している。25日に日本工作機械工業会(日工会)が発表した5月の工作機械受注額(確報値)は前年同月比の38%増の1,770億円で、11カ月連続の増加だった。

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今日の市況概況
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6月26日(金)☆[概況/大引け] 

日経平均は3000円安だが、プライム市場では上昇銘柄数の方が多い

大引けの日経平均は3,005円安の6万9,360円、TOPIXは53ポイント安の3,963ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は916、下落銘柄数は613。出来高は23億9,793万株、売買代金は12兆1,679億円。
日経平均は大幅安で一時6万9,000円割れとなった。
ナスダック4日続落や米オープンAIが新規上場を来年まで延期検討と報じられ、オープンAIに出資しているソフトバンクグループは大幅安となった。

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