7月1日(水)のマーケット
6月30日の米国株式市場は続伸。半導体関連が買われ、エヌビディア、TSMC、AMD、ASML、アプライドマテリアルズ、ラムリサーチが続伸となった。AMDはウェルズ・ファーゴが目標株価を505ドル→615ドルに引き上げた。(30日終値は580.91ドル、前日比41.42ドル高)。2026年のサーバーCPU収益見積もりを160億ドル、2027年で205億ドル、2028年に250億ドルに引き上げた。キャタピラーはデータセンター向け発電機を供給していることで買われた。NYダウは前日比136ドル(0.26%)高の52,319ドル。NASDAQ総合指数は前日比393ポイント(1.52%)高の26,213、S&P500指数は前日比58ポイント(0.79%)高の7,499。
米国株高が好感され日経平均は朝方1900円高。だが、韓国株が反落したため上げ幅を縮めた。サムスン電子とSKハイニックスは新工場の償却負担への警戒から反落。東証では太陽誘電はマッコーリー証券による投資判断引き上げで大幅高。SUMCOが高い。ウシオ電機はジェフリーズ証券が格上げ。一方、フジクラなどの光ファイバー関連は反落した。川崎重工は公募増資と新株予約権付社債の発行検討で株式需給の悪化懸念から売られた。
スタンダード市場では、AIメカテックと北川精機が3日続伸。日本電子材料が買われた。日本フイルコンは上期好決算と通期予想の上方修正でストップ高。TONEは利益・配当予想の上方修正でストップ高。精工技研は反落し、伊勢化学とワークマンは続落となった。
グロース市場では、アスタリスクがユニクロやGUで定着したRFIDレジをスーパー向けに本格展開を開始することが好感され大幅続伸。Hmcommは異常音検知AIソリューションで2日ストップ高。直近新規公開のLiNKXは反落したが、ネイスはストップ高。
日足チャート上では、長い上ヒゲを伴う実体線の短い陰線。上値は7万2000円目前まで買い進まれる場面も見られた。終値では5日移動平均線(7万346円)上に浮上。上値は抑えられたが、押し目買い需要の強さがうかがわれる。
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【円安、新しいレンジに 東海東京インテリジェンス・ラボ 柴田秀樹氏】
日本証券新聞7月2日(木)紙面1面記事掲載
年内に170円突破か
39年半ぶりに1ドル=162円台に突入した円安が止まらない。市場では政府・日銀が介入で歯止めをかけるとの見方もあるが、為替のスペシャリスト、東海東京インテリジェンス・ラボの柴田秀樹金利・為替シニアストラテジストは6月30日に開かれたメディア向けの勉強会で、介入に否定的な見解を示した。年内に1ドル=170円、年度内に1ユーロ=200円の円安になると予測している。
柴田氏はまだ110円台だった2021年8月に早くも「警戒すべきは円高より円安リスク」と警鐘を鳴らした。その後も、日銀の利上げで専門家の多くが円高に振れるとの予想を外す中、一貫して円安を的中させてきた。
柴田氏は「ドル円が新しいレンジに入っている可能性がある。日経平均株価は35年ぶりに最高値を更新。債券市場も長期金利が29年ぶりの高水準になるなか、ドル円だけがずっとレンジの範囲内だった。長年のレンジを抜けた時は圧倒的なパワーになる」と指摘。165円にノックアウトオプションのトリガーがあり、それをヒットすれば早いペースで170円になる可能性があるとした。
・・・続きは紙面・Digital版で
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今日の市況概況
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7月1日(水)☆[概況/大引け]
韓国株を横目に

大引けの日経平均は412円高の7万474円、TOPIXは16ポイント高の4,011ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は678、下落銘柄数は831。出来高は22億7,493万株、売買代金は10兆4,435億円。
米国半導体株高を受けて、日経平均は朝方7万1,962円(1,900円高)まで上昇したが、韓国株の反落と、時間外取引での米株先物の下落を受けて、失速した。
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