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コラム2026年5月13日

【本日のマーケット】5月13日(水)

5月13(水)のマーケット                                                                   

5月12日の米国株式市場でNYダウは小幅続伸だが、ナスダックとS&P500は反落した。4月の消費者物価指数は前年同月比3.8%上昇で、3月の3.3%から加速し市場予想の3.7%上昇を上回った。インフレ懸念でFRBが利下げに慎重になるという見方もあり、NYダウは一時396ドル安となった。ただ、原油高を受けて、ユナイテッドヘルスやイーライリリーといった不況抵抗力があるとされる「ディフェンシブ株」が買われため、NYダウは中盤に下げ幅を縮め、終盤に小幅高となった。イランのファルス通信は、5条件を満たさなければ次回の米国との協議に参加せずと報じたため、NY原油先物(WTI)は一時102.72ドルまで上昇した。一方、半導体関連が売られたため、ナスダックは反落。インテルやマイクロンテクノロジー、クアルコムが反落し、コーニングも反落した。NYダウは前日比56ドル(0.11%)高の49,760ドル。NASDAQ総合指数は前日比185ポイント(0.71%)安の26,088、S&P500指数は前日比11ポイント(0.16%)安の7,400。

米半導体株安を受けて朝方は売られたが、商社や保険、自動車などが買われ、日経平均は上昇した。原油先物が小幅安となったことも株高要因。1対10の株式分割の古河電工はMSCI指数に採用も好感された。ダイキン工業は自社株買いの規模が想定以上で高い。カカクコムはTOBが発表されたが対抗TOBへの思惑で買付価格を大幅に超過。日東紡は今期最終減益予想と増産発表がなかったことで急落した。大林組は減益予想で売られた。

スタンダード市場では、マクドナルドが第1四半期好決算で買われた。翻訳センターは大幅増配でストップ高。シリコンスタジオはフィジカルAIシミュレーション基盤事業の開始を発表しストップ高。ミナトHDは今期営業減益予想でストップ安。アコムも減益予想で売られた。

グロース市場では、AI関連のエクサウィザーズが今期大幅増益予想で大幅高。クラウド開発のグローバルウェイは業績予想の上方修正でストップ高。GNIは中国で新薬承認申請受理で上昇。サスメドは不眠治療アプリの保険収載で朝方一時ストップ高だがその後は続落。

日足チャート上では、上下に短いヒゲを伴う陽線。急上昇を見せる5日移動平均線(6万2796円)に支えられ上値を伸ばす展開となった。終値ベースでは史上最高値を更新。5日連続での売買代金10兆円越えとなり、活況相場が継続している。

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重工3社 巻き返しなるか
 日本証券新聞5月14日(木)紙面1面記事掲載

三菱重工が中核に

三菱重工(7011・週足)

前日の米国市場でAI関連株の上昇が一服したこともあり、13日の東京株式市場は売りが先行して始まったが前場中ごろから切り返しに転じた。日経平均株価は続伸、7日の最高値を更新した。業種別指数の値上がり率ではトップは光ファイバー・電線が中心の非鉄金属だったものの、2位は総合商社などの卸売業、3位以下に輸送機器、保険などが続いた。非AI関連の巻き返しによる、物色の広がりが期待される。

こうした状況の中で注目したいのが三菱重工(7011・P)川崎重工(7012・P)IHI(7013・P)の重工3社だ。時価総額、流動性、テーマ性、成長性などを踏まえると相場のメインストリームへの復帰の可能性は十分。既に決算発表を終え、各社とも2ケタ増益を見込む。

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今日の市況概況
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5月13日(水)☆[概況/大引け]

529円高の6万3272円。海外投資家の4月買い越し額が月間最大を大幅に更新も後押し

大引けの日経平均は529円高の6万3,272円、TOPIXは46ポイント高の3,919ポイント。東証プライム市場の値上がり銘柄数は928、値下がり銘柄数は593。出来高は28億187万株、売買代金は10兆4,909億円。
米国半導体株安を受けて朝方は売られたが、商社や保険、自動車などが買われ、日経平均は上昇した。終値ベースで最高値を更新した。
東証が12日に発表した海外投資家による4月の日本株の買い越し額が現物・先物合計で月間5.6兆円規模に達し、これまで月間最大だった2025年10月の3.4兆円を大幅に更新したことも支援材料となった。

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