6月24日(水)のマーケット
6月23日のNYダウは反落、ナスダックは続落。韓国市場でSKハイニックスは13.1%安、サムスン電子は12.9%安となり、韓国総合株価指数(KOSPI)は10%安となった。SKハイニックスは次世代高帯域幅メモリ(HBM)である「HBM4」の量産拡大スケジュールを意図的に遅らせ、DDR5をはじめとする汎用DRAMの生産へ経営資源を再配分する方針を打ち出した。現在の逼迫する市場環境を分析した結果、HBM分野における過剰な設備投資競争への追随を見送り、極度の供給不足に陥っている汎用DRAM市場の供給能力強化に舵を切った。すでにHBM市場における圧倒的なリーダーとしての地位を確保しており、直近の需要を満たす生産能力は十分に備わっている。現在の優位性を前提とするならば、現時点で歩留まりのリスクを負ってまでHBM4やさらに先のHBM4E(第7世代)への移行を急ぐ必然性は薄いという計算が働いた。だが、SKハイニックスの株価はこれまで急騰してきたため、利益確定の売りで大幅安となった。米国市場ではマイクロン・テクノロジーやサンディスク、マーベル・テクノロジーが大幅安。NYダウは前日比45ドル(0.09%)安の51,666ドル。NASDAQ総合指数は前日比579ポイント(2.21%)安の25,587、S&P500指数は前日比107ポイント(1.44%)安の7,365。
米国のAI半導体メーカーのセレブラスは粗利見通しがエヌビディアとAMDに比べ見劣りし時間外取引で下落。韓国のSKハイニックスは米国預託証券の計画で売られた。日経平均は後場一時1300円超の下げ。フジクラ、東京エレクが安い。東京海上など保険株も下落。パナソニックは子会社がAIデータセンター向け蓄電装置の「スーパーキャパシタ」を開発したことで買われたが、ライバルの登場で武蔵精密は大幅安となった。
スタンダード市場では、フェローテック、AIメカテック、地盤ネットが続落。フィジカルAI関連の菊池製作所は反落した。ニッカトーが大幅反発。日本調理機は1対4の株式分割でストップ高。愛眼は英アセット・バリュー・インベスターズが5%保有判明で買われた。
グロース市場では、GOが反発したが公開価格水準では上値抵抗。トライアルは西友買収資金をつなぎ融資から協調融資に借り換えたことで上昇した。サクシードは5日連続ストップ高。インフォメティスは欧州本土市場進出を検討でストップ高。FFRIとシンカが安い。
日足チャート上では、上下に長いヒゲを伴う陰線。一時はプラス圏に浮上し7万円の大台を回復する場面も見られた。上値はボリンジャーバンドのプラス1シグマ(6万9653円)で抑えられ、下値は一目均衡表の転換線(6万8914円)で下げ止まる形となった。
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注目記事 Pick up
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【「賃貸等不動産」順調に含み益拡大中】
日本証券新聞6月25日(木)紙面1面記事掲載
前週からの有価証券報告書提出増加で見直しの目
24日もAI関連株の上値は重く、日経平均株価は続落。ここまでの急騰で、テクニカル面での過熱感が指摘され、調整には相応の日柄が必要との見方も。
こうしたなか、一つの手がかりとして、「有価証券報告書の総会前開示」が拡大に向かいつつある点に注目したい。
ただし、コーポレート・ガバナンスコードの改訂案に「株主総会開催日の3週間以上前に提出されることが最も望ましいと考えられる」とあるのに対して、実際の前倒し開示はせいぜい数日前程度のところがほとんど。これでは機関投資家や議決権行使助言業者が議案検討用に利用するには間に合わない。むしろ、有報提出を先行させるために総会開催日程が後ろ倒しされがちで、集中回避の流れに逆行する面もありそうだ。本来なら、3月期決算ながら7月31日(昨年は集中日の6月27日)に定時株主総会を開催するアドバンテスト(6857・P)のような企業が増えてくることが望ましいところだが、ともあれ、最初は何かと齟齬(そご)が生じるにしても、改善に向けて少しずつ前進していること自体は好ましいと言えるだろう。
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今日の市況概況
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6月24日(水)☆[概況/大引け]
東京エレクは売られたがキオクシアは小反発。パナソニックが高い

大引けの日経平均は613円安の6万9,174円、TOPIXは26ポイント安の3,963ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は679、下落銘柄数は827。出来高は23億8,422万株、売買代金は12兆5,140億円。
米国のAI半導体メーカーのセレブラス・システムズは粗利見通しがエヌビディアとAMDに比べ見劣りし時間外取引で下落した。
韓国のSKハイニックスは米国預託証券(ADR)の計画で売られた。
これらを受け、日経平均は後場一時1,300円超の下げとなった。
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