9月17日(木)のマーケット
9月16日の米国株は3日続落。FOMCで0.25%の利上げを決定した。ウォーシュFRB議長は会見で「インフレは高過ぎ、その状態が長く続いているというのが明白な事実だ」「過去6カ月ベースおよび12カ月ベースのいずれにおいても、3%を超える上昇を示している品目が多過ぎる」と述べたため、利上げが継続すると警戒され、NYダウは一時906ドル安となった。ゴールドマン・サックスは7~9月期の債券トレーディング事業が過去数四半期ほどの勢いがないとの見方を示すとともに、全社的に経費が増えていると述べたことで売られた。ボーイングはCEOが737プログラムにおける月産47機という目標生産レートがいまだ安定していないと述べ、主翼の生産が増産の制約となっていることを明らかにしたため下落した。スペースXは反発。米宇宙軍の「USSF-259」ミッションは、スペースXのファルコン9ロケットで打ち上げ予定。インテルが上昇。韓国のSKハイニックスが米国内の半導体生産でインテルと協力する可能性があると報じられた。NYダウは前日比631ドル(1.21%)安の51,461ドル。NASDAQ総合指数は前日比3ポイント(0.01%)安の25,978、S&P500指数は前日比33ポイント(0.45%)安の7,551。
フィラデルフィア半導体株の上昇と原油高一服が好感されたが、日経平均は寄り付き(720円高の6万4643円)が高値となり、その後は鈍化した。三菱UFJ銀行が防衛関連企業への融資基準設定で、融資増加期待から防衛関連が人気。タンカー市況上昇で海運株も高い。東京ゲームショウが始まりゲーム関連にも視線。半面、太陽誘電やイビデンは売られた。外食産業のゼンショーは米価下落で恩恵を受けると期待されているが利益確定の売りで3日続落。
スタンダード市場では、防衛関連の豊和工業が大幅高。ヒーハイストは球面軸受でヒューマノイドロボット関連として買われた。新報国マテリアルはフォトマスク関連技術の国際会議で4年連続発表が注目され大幅続伸。ビーエイブルは反落。ネオマーケは大幅続落でストップ安。
グロース市場では、テラドローンやオンコリスバイオが反発。DMPがストップ高。ミンカブはSBIがミンカブからライブドアを約80億円で買収すると報じられストップ高。上場2日目のオーディオストックが急落した。直近新規公開株のKOMPEITOも安い。
日足チャート上では、下ヒゲを伴う陰線。大きくギャップアップで寄り付いたが、そこが高値となり陰線を引く展開となった。ただプライム市場全体では値上がり銘柄数が8割以上と全面高。下向きに推移する5日移動平均線(6万3809円)を飛び越えて、切り上がる一目均衡表の雲の下限に迫って大引けをむかえた。
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注目記事 Pick up
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【日銀会合(と直後の5連休)の行方に警鐘も】
日本証券新聞9月18日(金)紙面1面記事掲載
“タカ派的”FOMCは通過したものの…
日米金融会合の“最初の関門”米FOMC(連邦公開市場委員会)は大方の想定通り、3年2カ月ぶりの0.25%利上げ(3.75~4.00%)で決着。波乱なく通過したことの安堵(あんど)感から東京市場はひとまず株高での反応となった。
利上げ自体は全くのノーサプライズ。意外性があったのは「全会一致」であったことだ。例えば4月会合で4人、前回7月会合も3人の“造反”が生じたのに対し、ボウマン理事らハト派メンバー含め12人全員が利上げ賛成票を投じており、状況が変化したことを意味する。さらにドットチャートを見ると、総員18人中12人が年内さらに0.25%、4人は0.5%の追加利上げを見込んでおり、据え置き予想は2人にとどまる。過去にも利上げ局面が1度だけで終わるケースはほとんどなく(前回は1997年)、次の10月か12月の追加利上げが視野に入ってくることになる。
・・・続きは紙面・Digital版で
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今日の市況概況
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9月17日(木)☆[概況/大引け]
防衛関連や海運、医薬品、鉄鋼が高い

大引けの日経平均は213円高の6万4,136円、TOPIXは32ポイント高の4,094ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,289、下落銘柄数は235。出来高は15億9,048万株、売買代金は6兆1,566億円。
フィラデルフィア半導体株の上昇と原油高一服が好感されたが、日経平均は寄り付き(720円高の6万4643円)が高値となり、その後は鈍化した。
日銀金融政策決定会合や、AI開発の減速呼び掛けが手控え要因となった。
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