10月26日(月)のマーケット
10月23日の米国株は下落。イエメンの反政府勢力フーシ派とサウジアラビアの戦闘が激しくなっているため、原油高となり、米国株式市場ではコカコーラやウーバーテクノロジーズなどの消費関連が売られた。P&Gは原材料・エネルギー・輸送コストの上昇による通期の利益下押し額を従来予想の10億ドルから約14億ドルに上方修正したことで売られた。アメリカン・エキスプレスは第3四半期のカード利用額がアナリスト予想を下回ったことで下落した。一方、サイバーセキュリティ関連のクラウドストライクは買われた。NYダウは前日比652ドル(1.23%)安の52,215ドル。NASDAQ総合指数は前日比53ポイント(0.21%)安の25,955、S&P500指数は前日比39ポイント(0.52%)安の7,623。
日経平均はアドバンテストや東京エレクの下落が影響したが、東証プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多く、TOPIXは反発した。フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃で原油高となったため、石油関連と商社株が買われ、海運も高い。非AI関連への資金シフトで不動産株も上昇した。GMOはサイバー攻撃者から金銭を要求されたことで売られ、GMOグループ各社も安い。FOOD&LIFEは8月の高値を更新できず売られた。
スタンダード市場では、東証プライム市場でGMOグループが売られる中で、GMOプライムが企業のWordPressセキュリティ運用の自動化を提供しているため逆行高。豊和工業はドローン関連として大幅高。プロドローンが豊和工業敷地内に量産工場を新設で関連銘柄。
グロース市場では、駐日米大使が日米で抑止力を高めるため「日本をインド太平洋地域のドローン生産拠点とすべきだ」と提唱したため、テラドローンが大幅高。データセクションとソーシャルワイヤー、GC企画が連日のストップ高。ティアフォーが続伸。リネットジャパン反落。
日足チャート上では、上ヒゲを伴う陰線。朝方は6万3000円目前まで買われ、プラス圏で推移する時間帯も見られたが、終始売り物に押される展開となった。上値も5日移動平均線(6万3297円)には届かず。先ずはここを上抜きたいところ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【好決算 素直に評価 ファナック堅調】
日本証券新聞10月27日(火)紙面1面記事掲載
TOPIXは底堅く推移 AIは警戒ムード解けず
週明け26日の東京市場ではAI関連は警戒ムードが強く日経平均株価が軟調に推移する一方、原油価格の上昇を受け、鉱業、商社、石油石炭、海運など資源・素材関連のセクターが堅調に推移。銀行、建設なども買われTOPIXが堅調。またも日本企業へのサイバー攻撃が続き、被害を受けた企業が売られる半面、セキュリティ関連企業の人気が継続した。
こうした中、今週からいよいよ9月に四半期末を迎えた企業の業績発表が本格化。先週末にはFA関連機器の大手、ファナック(6954・P)が2027年3月期業績予想の上方修正を発表、カイ気配で始まり一時6%超の上昇となるなど、好決算が素直に評価される地合いとなっている。事前予想のハードルが高いAI関連を除けば、決算を機に流れが変わる銘柄・セクターは増えてきそうだ。
・・・続きは紙面・Digital版で
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10月26日(月)☆[概況/大引け]
日経平均は503円安だがTOPIXは下落回避

大引けの日経平均は503円安の6万2,189円、TOPIXは7ポイント高の3,972ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は819、下落銘柄数は686。出来高は21億2,782万株、売買代金は6兆6,438億円。
AIデータセンター運用業者が巨額の建設費用を回収できないと、AI投資が減速するという懸念で、アドバンテストや東京エレクトロンが売られたため、日経平均は影響を受けたが、東証プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多く、TOPIXは下落を免れた。
詳しくはコチラ

