12時40分時点の日経平均は171円高の3万7,239円、TOPIXは25ポイント高の2,652ポイント。
SMBC日興証券では、イスラエルによるイランへの攻撃の意図は、イランの核施設を防護する「S-300」防空システムを無力化し、ミサイルや戦闘機により核施設全体を攻撃する能力を持っていることを示す「警告」と推測している。
これを受けて、イランが核濃縮を急いだり、施設の一段の地下化等に踏み切る可能性や、より最新の「S400」地対空ミサイルシステムの供与をロシアに求める可能性が想定されるという。
なお、イスラエルは22日から27日まで「過ぎ越しの祭り」に入っていることから当面、追加の攻撃はないと考えられるが、「過ぎ越しの祭り」が終わった後、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの侵攻を開始する可能性があると指摘している。

後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を縮めた。
NTTデータやダイキン工業、オリンパスは買われた。
ステーキレストランのブロンコビリー(3091)は18日に発表した第1四半期決算が大幅増益だったことで、本日も続伸となり、年初来高値を更新した。
一方、高砂熱学が下げ幅を拡大した。

業種別上昇率上位は電力ガス、空運、海運、食品、陸運で、下落は鉱業、石油。（W）