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コラム2020年3月31日

【本日のマーケット】

3月31日(火)のマーケット

主要3指数が大きく反発を見せたNY市場を受けて、反発のスタートとなりました。
中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)が事前予想を上回ったことを好感して、
一時250円以上値を上げる場面も見られましたが、後場には政府の中央防災会議の
報告書で富士山大規模噴火のリスクも警戒され、下げ幅を拡大してマイナス圏で
推移しました。日経平均は前場高値が251.22円高で後場の安値が250.81円安と、
相変わらずボラの高いジェットコースター相場。

本日は年度末ということもあり3月期末株価が意識されましたが、昨年期末終値に
比べて日経平均はマイナス10.8%、TOPIXはマイナス11.9%となりました。日銀の
ETF買いの損益分岐点が1万9500円近辺と言われておりますが、そのラインも大きく
下回っている株価位置です。

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【「ロックダウン関連」熱視線】
日本証券新聞4月1日(水)紙面1面記事掲載

・10連騰の任天堂、出色の強さ

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う東京都のロックダウン(都市封鎖)接近観測
が株式相場にも波紋を広げている。

ネット上などに流れている「4月2日にロックダウン」との噂について、3月30日、
菅官房長官は記者会見で「そうした事実はない。明確に否定しておく。現状では
まだ緊急事態宣言が必要な状態ではない」と強調。しかし、マーケットでは集団
感染がさらに広がるようだとロックダウンは時間の問題、との見方が強い。また、
東京都にとどまらず、神奈川、千葉、埼玉の1都3県による共同実施観測も浮上して
いる。

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今日の市況概況
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3月31日(火)☆[概況/大引け]
中国3月PMIで前場は買われ、後場は富士山噴火リスクで下落

大引けの日経平均は18,917.01円の167.96円安、TOPIXは1,403.04ポイントの32.50
ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は546、値下がり銘柄数は1,581。
出来高は18億6,245万株、売買代金は3兆802億円。
中国国家統計局が発表した3月の購買担当者景気指数は、製造業、非製造業とも急
回復し、共に好不況の分岐点となる50を上回ったため、前場の日経平均は上昇した。
だが、日本政府の中央防災会議の作業部会が、富士山が大規模噴火した際の報告書
をまとめたため、外国人が日本を敬遠する要因になると警戒され、後場は下落に転
じた。

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