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コラム2021年5月25日

【本日のマーケット】5月25日(火)

5月25(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場でNYダウは3日続伸。中国の価格抑制策を受けて、中国の鉄鉱石の価格が下落したため、インフレ観測が後退。FRBのブレイナード理事が、経済再開に伴いインフレの高進が予想されるが、持続的なオーバーシュートにつながるリスクは低いという見解を示し、米10年債利回りは1.60%と利回り低下。金利低下を受けてハイテク株が買われ、ビットコインの反発も追い風となった。NYダウは186ドル(0.54%)高の34,393ドル。ナスダックは反発。テスラやエヌビディア、アプライドマテリアルやカジノ関連のドラフトキングズが高い。ナスダック総合指数は前日比190ポイント(1.41%)高の13,661ポイント。S&P500指数は前日比41ポイント(0.99%)高の4,197。

本日の東京市場は、NYダウ3日続伸を受けてギャップアップでのスタート。節目とされる2万8,500円台でのスタートとなり、堅調推移。半導体関連株やゲーム関連株、証券株が上昇を牽引。上昇となったが、東証1部の値上がり銘柄数は698、値下がり銘柄数は1,417と値下がり銘柄数が多い状態。大引けの日経平均は189円高の2万8,553円と4日続伸。売買代金は2兆2,039億円。TOPIXは6ポイント高の1,919ポイント。

新興市場は共に上昇。JASDAQは6日続伸。京写はメイコーと資本業務提携で一時ストップ高。カイノスは新型コロナ検査薬を3種同時発売と報じられ、人気を集めた。不二硝子は連日の高騰。一方で、ファブリカとフルヤ金属、不二精機は反落。マザーズ指数は2%を超える反発。Appier Groupはみずほ証券が新規に「買い」と発表し急騰。ウェルスナビが大幅高。Pアンチエイジは高値更新。対して、ケアネットは反落。

チャート上では、節目とされる2万8,500円に到達。上値が重いものの下値も堅く、膠着状態となり、ローソク足は実体線が極端に短い形状。25日移動平均線(2万8,756円)が射程圏に入ってきた。

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巣ごもり復活、任天堂高値挑戦へ
日本証券新聞5月26日(水)紙面1面TOP記事掲載

「増額期待」「新モデル思惑」「日経平均採用観測」も…

もうひとつ勢いに乗れない日本株。24日のニューヨークダウは7日高値から「押し幅3分の2戻し」を達成。最高値奪回が視界に入る一方で、日経平均は前週来の2万8,500円近辺の“カベ”を超えられずにいる。ワクチン大規模接種が始まったとはいえ、緊急事態宣言延長を「週末にも判断」と報じられ、米国からの日本への渡航中止勧告も重しとなっているようだ。逆に、こうした状況は、巣ごもり消費長期化への連想にもつながる。

ソフトバンクグループの「10日連続売買代金トップ」を阻み、7日以来の首位返り咲きを果たしたのが任天堂(7974)。コロナ禍が常態化した昨春以来、巣ごもり関連の本命格として主役人気を博してきた銘柄だ。

一時3.0%高となる5日続伸で、4月14日戻り高値を払っての上放れ。3カ月ぶりの水準となり、2月17日高値6万9,830円まで、あと4.2%に迫った。これを払えば当然、2007年最高値7万3,200円が意識されることになる。

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今日の市況概況
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5月25日(火)☆[概況/大引け]

日経平均は4日続伸だが、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い。ゲーム関連と半導体関連、ビットコイン関連は高い

大引けの日経平均は189円高の2万8,553円、TOPIXは6ポイント高の1,919ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は698、値下がり銘柄数は1,417。出来高は9億9,296万株、売買代金は2兆2,039億円。
日経平均は4日続伸となり堅調だったが、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い状態だった。

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